中年の衰えはあるか?
ダチ(40代?)が『中年の本棚』という本をしみると言うので、買って3分の1くらい読んでみた。
中年になってくると、気力や体力が衰えるし、仕事や趣味で以前のやり方が通用しなくなったりするし、上の世代と下の世代にはさまれて苦しくなったりする。みたいな内容。
これがまっっったく共感できねー。
そういう側面はたしかにあるよ。気力や体力が下がるのは当たり前で、そういうのは誰しも感じることだ。だからその感覚をさらに拡張に、なにかしらのコンテンツに投影し、共感するんだろう。
でもね、俺は共感できない。泣かせようとして作ったTVドラマを見て泣くみたいな話じゃねーの?と思う。
この本の著者からすると、俺は、筋トレしてすべての悩みを吹き飛ばせ的な今どきの考え方に分類されるのかもしれない。
俺は麻雀は若いころより今の方が強い。時代のレベルが上がった側面が大きいけど、それだけじゃない。今の方が勝てる。若いときは歌舞伎町で勝てなかった。勝てるか、稼げるかって、その時代における相対的な立場だから、今の方が相対的に上にいる。
昔の歌舞伎町なんて、今の目で見たらフィッシュうようよだ。今の人が行ったら、みんな寿人になれるよ。それでも勝てなかったら、昔の俺は弱かったんだな。
記憶力とか反射神経が上がるわけねーから、麻雀はそういう部分の比重が高くないゲームなんだと思う。70代で俺より強い知り合いもいるしね。
そして、体力なんて下がるに決まってるけど、俺は若いころは身体を動かすやりたいジャンルがなかった。不器用すぎて、あらゆるスポーツが楽しめなかった。勝ち負けがはっきり出るものは負けてばっかだと楽しくねーしな。長距離走はまーまー得意なんだけど、あれはしんどい。楽しくない。
それが今はダンスやってて楽しい。重要なのはポテンシャルじゃなくて行動だから、実際に行動してる今の方が体力面でも上とすら言えるわ。
つぎに仕事に関しては、若いころといってもいつなのかによるけど、どうだろうなあ、今はグータラだからなあ。
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