辛口コメントは敵なのか?
ふっと昔の記事を見てたら、こんなのがあった↓
同じようなこといつも書いてるよなー。
これがすんげー過疎ってた。いいねがわずか3つ。シーン。
内容が駄目ってことじゃないよね? ただ有料で買うほどの話じゃないってことだよね?
なので、これを無料にして、再掲載します。
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ツイッターで、こんなのがあった↓
それに対する反応↓
こういうのって、すごく悪口に見えるけど、そうじゃないと思う。
だってさ、以前は買ってたとか、俺のことをよく知ってるとか、だいぶ距離が近い。安かったら買うとか、役に立つなら買うとか、目はありそう。むしろ潜在購入者だと思う。
本って日本人の1万人に1人が買ったら成功だ。noteはもっと小さなビジネスモデルで100人が買えば成功だから、日本人の100万人に1人となる。
100万人に1人が買えば成功。なんという途方もない割合だ。でも、たいていの商売って、けっこうそんな感じじゃないかなーって思う。
われわれは、叩く叩かれるとか、批判されるとか、気にしすぎじゃないか。客は感想を言うもんだろ。表面に出るか出ないかだけで、みんなそんなもんじゃねーの。
素直な感想は悪いもんじゃない。そこにヒントがあったりする。
俺だったら、じゃあ安くしようかな…とか、いや、それはまったく思わねーけどさ(==)ウム 毎日更新して月1000円というのは破格の安さだと思ってるので、俺ががんばるべきなのは値付けより内容と毎日更新だわ。
JR新宿駅西口前では、自費出版した詩集を売ってる人たちが昔からいる。なぜあそこなのか。詩集はあの場所だという謎の伝統がある。
通行量はすごいはず。毎日何万人、何十万人が通過してるだろう。そのうちの1000人に1人が買ってるかといったら、たぶん違う。1万人に1人でもあやしい。10万人に1人だっていないかもしれん。
俺はこれまでの人生で、あそこを何百回か通っているけど、一度も買ったことがない。買ったという話を誰からも聞いたことがない。
いくら通行量があっても、売れないものは売れない。通行量が多い通りでも、よく店は潰れてるよね。
だから「〇人に1人が」ってロジックは机上の空論にすぎないんだと思う。気休めみたいなもんだ。
以前、俺のブログがYahoo!ニュースにリンクされたことがあった。雀荘で賭け麻雀させていた容疑で京都の雀荘が踏み込まれ、検挙されて裁判になった事例だった。俺はその裁判の傍聴に通い、ブログに関連記事を多少は載せていた。それがリンクされたんだね。個人ブログなんぞリンクしたくなかっただろうけど、この分野ってほとんど情報がないからね。
リンクされた瞬間、俺のブログのビュー数は爆発した。当時、俺のブログは月間50万ビューくらいあって、個人ブログでは桁外れとされ、ブイブイいわしてた。それがヤフーニュースにリンクされた瞬間、1日で月間ビュー数を楽に超え、1日100万ビューくらいいった。
それだけの人が通過したら、サイドバーに貼ってある俺の本も売れたか? ゼロだった。いや、正確なことはわからないけど、月間で見たときには普段の月と変わりなかった。
通過する人はただ通過するだけ。足を止める人なんていない。世の中ってそんなもんなんじゃないか。
ここで話は冒頭のツイートに戻る。だからね、ああいった感じで俺のことを語る人たちって、じつはすごく味方なんだと思う。世の大半の人たちは自分のことを語ってくれたりしないんだよ。ただ通過するだけで。
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以前の記事はここまで↑
この考え方は今もまったく同じ。
なので、こんなこと↓言うてるシータさんだって、俺の読者あるいは潜在読者であって、敵じゃないんだよね。むしろ完全に味方の部類だわ。
こういう味方を敵扱いしていくと、いずれ未来は狭くなっていき、行き詰まる。
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