雷電の4選手続投をどう考えるか
肯定派
昨日、雷電公式から、来期も今の4選手体制でいくと発表された↓
かなり反響があって、賛否両論が目につく。中間的な意見は少ない。それを待ってた派!と、(゚Д゚)ハァ?という派に分かれてる。
賛成派は、この4人じゃないと意味ないという声が多い。こんな感じ↓
面白かったのは、これ↓
まさに雷電ファン。
麻雀好きは2種類しかない。雷電ファンかそれ以外か。
という感じ。
否定派
つぎに否定派の方を見てみよう。否定ってほどでもないクールな意見も含めて。
こんな感じかなー。
この件について自分の意見を書いていきます。
コンセプト最強チーム
まずね、Mリーグが始まって最強チームとなったのはどこかといったら、雷電じゃないかと思う。最強というのは人気ね。
チームカラー、メッセージが強いんだよ。ただ勝てそうな人を4人取ったわけじゃないポリシーが感じられるから。
他チームはカラーが弱い。関西人だけのチームみたいな明確なカラーを作れてない。
雷電は、麻雀が好きな人に特有のロマン主義、愚直さ、一徹さ、などをうまく刺激するチームなんだと思う。
各チームのツイッターのフォロワー数を比べてみよう。
KONAMI麻雀格闘倶楽部 6.7万
渋谷ABEMAS 5.6万
セガサミーフェニックス 5.3万
U-NEXT Pirates 4.6万
風林火山 4.1万
赤坂ドリブンズ 4万
チーム雷電 3.9万
KADOKAWAサクラナイツ 3.8万
雷電は下から2番目。多いわけじゃなかった。というか、最下位のサクラナイツは1年短いから、実質的には最下位に近い。
雷電ファンは人数じゃないんだな。熱意だ。プロ野球の阪神ファンみたいなもん。
雷電以外ではコナミ
ちなみに雷電以外で、チームカラーという面で最強なのはコナミじゃないかと思う。何をやろうとしてるチームなのかはっきりしてる。
選手はプロ連盟一択だし、辞めた人たちも一家になってる。美人女性を採るきらびやかさもある。
あとパイレのデジタルなチームなんですというのもわかる。
それ以外のチームは、主要選手のキャラをチームカラーに見せてるだけで、チームとしての明確なコンセプトを打ち出せてない。
窮屈になっていく時代に逆らって
そんな全体状況を考えると、雷電はわかりやすい。
「雷電の麻雀は面白いんです」の中にはいろんな意味が含まれている。「雷電の麻雀は鳴かないんです」とか「雷電の麻雀は泥臭いんです」とか「雷電の麻雀は頑固オヤジなんです」とか「雷電の麻雀は昭和なんです」とか。
世の中がコンプラとかリスク回避とかどんどん堅苦しくなってる中で、雷電の「損得じゃない意志の麻雀を打つんです」とか「頑固オヤジを貫くんです」というポリシーは魅力的なんじゃないか。
新規に採用されるMリーガーは、ただ麻雀が強いオッサンではなく、プチ芸能人みたいになってる。それがMリーグの方向性だ。それをチームカラーとして実現できてるのが雷電だ。チームとしては一段上をいってる。
勝てなくていいのか?
そのチームカラーのために勝てなくてもいいのか?
プロというのは厳しいものであって、カラーを出すといっても、それは実力主義の厳しい選抜のあとに出てくるもんじゃないのか?
そんな疑問が出る。というか、これが唯一最大の問題だよな。
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