狩る宣言

天鳳位2度の超人からの挑戦状【天鳳名人戦7節】

昨日は天鳳名人戦だった。
今ではMリーグの影響で誰も観なくなってしまったとされているけど、今も変わらず行われている。

6節終了時

開始時点ではトータルトップ。今回はこの怖い人↓とは当たらない。

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代わりに、天鳳位2度の超人から挑戦状が届いた。

ほほー、受けて立とうじゃねーか( ー`дー´)キリッ
天鳳では君にはかなわないかもしれない。でも、人間力と老人力とリア充力とダンス力とバックギャモン力では負けねえ。

馬鹿ヅキが爆発した1回戦

東1

ドラ3のこうなったら即リーだよね↓

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8sはいい待ちだなーと思ってたので、途中から好形に組み換えようという気をなくして、カン8sに命運を託そうという気になってた。
なので不満ないリーチだ。実際、山に2枚生きていた。

これをツモってマンガン。

東2

こんなよくわからないテンパイに↓

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カン4pのダマ。俺だってダマも使うんだ。これをツモって親マン。
キタ――(゚∀゚)――!!
トップもろたわ。

こうなったら、ただのトップじゃ終わらさねえ。このままどこまでも行ってやろうじゃねーか。プロ連盟にはクマクマタイムという謎現象があるらしいけど、ここでは俺がフクフクタイムを起こしたる!

次局東2局2本場

こんなテンパイに↓

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「天牌」という麻雀漫画で、黒沢さんというホームレスが、直前にさばかれた待ちは、どんなに苦しくても外さなければいけないのが麻雀の鉄則とゆーとった。
馬鹿いってんじゃねーよ。直前に2枚立て続けに切られたけど、こんなのリーチに決まってる。

すると、上家の就活生という苦しそうな名前の天才が追いかけリーチにきた。そして下家の天鳳位2度の超人が、そこに差し込み。

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うう、俺の待ちの方が生きてるのに…。

狩るってこれかよ(;・∀・)
正面からぶつかってくるって話じゃなくて、脇のリーチに差すって意味だったのか。自分のラスの可能性より、俺をダントツにしない方を優先するとは、さすが天鳳位2度の超人。発想が違う。

次局、超人の親は、俺が差し込み返しで流した↓

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やられたままで終わらせる老人じゃないんだわ。

東4局

俺がテケトーリーチしたら、超人が全ツしてきて、追いかけリーチ。マンガンをツモりやがった↓

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さすがだわ。
でも、あんま全ツしてくるから倍満くらいあるのかとビビってたら、マンガンでホッとしたのも事実。やはり超人は自分の手を読ませない。

しかし、いくら超人でも、俺の馬鹿ヅキはその上をいった。そのままあっさり逃げきって俺のトップ( ・´ー・`)

俺にはこれしかないんだ。天鳳名人戦しかないんだよ。

俺は天鳳位2度どころか、一度もなれない。天鳳から逃げて新宿歌舞伎町に通ってるけど、最近はそこでも勝てない。麻雀から逃げてバックギャモンにハマってるけど、そっちでも負け続け。

俺が俺でいられるのはここだけなんだ。もし天鳳名人戦が廃止されたら、俺は毎年1人で行うことになるだろう。何十連覇もしそうだ。天鳳がなくなったらMJで天鳳名人戦をやってやる。

ここに骨と魂を埋める覚悟をしている俺を、いくら天鳳位2度という超人的な実績があるとはいえ、そこらのぽっと出の若造が狩れるかな。老人をなめるな。焼け野原となった戦後日本を立て直し、今の繁栄を築いてきたのはわしらなんじゃ。

こうして1回戦はあっさりトップ。

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