キレキレのねーちゃんに押されて
初同卓のねーちゃんと
ダンスの帰り、また新宿で下車した。
雀荘に行こうとする俺に、ダンスのダチは「え、行くの?」とドン引きした模様。緊急事態宣言でも行くのかよって話だよね。
ごめんよ、俺は病気なんだよ。麻雀は病気の一種だ。不要不急じゃない。緊急なんだ。
というわけで「部室」へ。
案内された卓で、下家にはねーちゃん。この前のねーちゃんとは違う人。メガネをかけてる。
前のねーちゃん同様に、この人もキレキレだった。とにかくすべての動作が速い。打牌も速いし、卓のボタンを押すのも速いし、点棒の授受も速い。すべてが超絶速い。
俺は全般に遅目なんだけど、俺とはスピード差がすごすぎる。きっと向こうからは俺は止まって見えてるんじゃないか。
上家は数十年前のフリー雀荘メンバー時代の同僚。これ↓に書いた人。
その後、何度も同卓してるけど世間話はしてねーわ。
彼もふつーのオヤジになった。ただ、麻雀は強ぇな。麻雀の強さはただのオヤジではない。
対面は、そんなに歳じゃないのに、やたら動作がオヤジ臭いにーちゃん。
1戦目
最後にハネマンをかぶってラス。
2戦目
ダンラスから親マンを連続してツモ。
だが、3本場で1000点は5500点のデバサイを打ったのが痛かった。それで2着に。
3戦目
対面が赤だらけの手を2回アガった。
俺はなんとか2着になれた。
ねーちゃんの打牌がとにかく速い。そしてだいぶ全ツ気味。
ここの麻雀はオリ気味ではいかん。かといって全ツでも駄目。
ねーちゃんの麻雀は、後ろからは見てないから定かなことはわからんけど、同卓した感じではだいぶ強い。ただ雑なだけの全ツじゃない。手牌や点棒状況から、押さなきゃしゃーないからの全ツに見える。
だいぶ沈んでる立場から、高い手を作ってアガるのを何度か見た。条件に合った考え方をしてそう。オーラスにドラタンキのリーチをツモられて、俺がラスに堕とされた回もあった。
打牌は強いけど、手がぶつかった(物理的に)ときに「あ、ごめんなさい」と言ったり、物腰は感じ悪くない。
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