【Mリーグ】年間ワースト打牌になりそうな和久津の第一打 中堅3人をマリオネットとした前原の魔術
昨日11/5のMリーグ第一試合。
和久津、白鳥、前原、内川の一戦。
これまで3戦して3ラスの和久津がどうなるか、それが注目されていた。
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今期ワースト打牌1位に選ばれそうな第一打
東1局、和久津の配牌↓
ここから第一打が8s。
(゚Д゚)ハァ?
(つд⊂)ゴシゴシ
( ゚д゚)ポカーン
わかりやすいように理牌した画像もつけておこう↓
678の三色ができてるやん。
第一打は6sで、第二打は4sだろ。
逆でもいいっちゃいいけど、6s→4sが普通の手順だ。
リーチしたときの捨牌はこんな感じになる。
この日の実況は松嶋桃タソ、解説は村上淳タソだった。
村上「あれ、和久津、今678の1シャンテンだったんですけど崩しましたねぇ。いやいや、これは、ちょっと、どういうことでしょう…か?」
第二打もヤバイ
そして2巡目。
2mをツモって、ここから切った第二打は西。
(゚Д゚)ハァ?
(つд⊂)ゴシゴシ
( ゚д゚)ポカーン
まぁ、これは第一打に比べたらマシだな。
三色を消してしまって、あまり魅力ない手になった以上はタンヤオにしたい。
ピンフになりそうならいいけど、カンチャン待ちリーチドラ1になりそうなので、手を遅らせてもタンヤオに持っていきたいというのはある。
でも、それなら第一打で西を切らないか?
第一打の段階では、4s6sが不要牌の678三色に決め打つのが正着だと思うけど、それだと必要牌が7pと7sに限定されてしまう。
三色はあえて見ずタンヤオにしていく打ち方もあるといえばある。
つまり、第一打で西を切るのがおかしいとは言い切れない。
だが、第一打8s、第二打西は、最悪としかいいようがない手順だった。
村上「なんと、さらに2mで西切り」
松嶋「1シャンテンを崩しましたねえ」
村上「これはタンヤオにするということですね」
松嶋「内側に寄せていくという作戦だったんでしょうか?」
理由は何だろうね?
見落とし系だとするなら、ちゃんと理牌してから第一打を切るべきだった。
でもさ、理牌しなくても第一打くらい正確に切れるのは、麻雀プロを名乗って何十年もやってたら普通だ。
そこまで高度なことではない。
体調とか脳とか意識とか、どこに問題あったのか不明。
これって今期Mリーグの年間ワースト打牌になるんじゃないか。
少牌とか多牌みたいなミス系を別とすれば。
私たち麻雀プロですよ。その中から選び抜かれた面々がMリーグで打ってます( ー`дー´)キリッ
というセリフが、まったく説得力を失ってしまうひどさ。
和久津は男らしい人だから、言い訳などしないタイプ。
でもこれは言い訳という意味ではなく、なぜこんな事故が起きたのか理由を説明してもらえないと納得できない。
しょぼくれ中年よりしょぼい仕上がり
5巡目に南をツモ切りしたときの手牌はこう↓
ダマでも7700点あるチャンス手の輝きは失われた。
配牌より悪くなってるやないか(;^ω^)
そして7巡目、この手牌↓で上家の切った5pをチー。
カン7pで2900点のテンパイになった。
うう、なんとしょぼい…、しょぼくれ中年の俺よりさらにしょぼいやないか(;・∀・)
素材と仕上がりのバランスに納得感がなさすぎる。
内川の一発放銃は正しいか?
この局は13巡目に前原がドラそばペン3pでリーチ↓
同巡、前巡にツモ切りした3pをまたつかんだ内川↓
解説の村上は「これいったん9pになるんじゃないかな。8pが2枚切れている上に、ドラが2pですからね」と予想。
しかし内川は3pで一発放銃。
この放銃は、この半荘の最悪打牌じゃないかという意見をツイッターを見かけた。
村上の言った打9pと内川の打3pのどっちが正しいのか?
あるいはオリ?
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