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aicolumnwriter
最近やった仕事
最近(というか少し前に)やった仕事。麻雀入門冊子の監修者。
2年くらい前かな、何十年も前の知り合いからX経由で連絡がきた。とある出版社でバイトだった人。俺は当時、フリーの編集者兼ライターになったばっかだった。
それから何十年か経ち、彼はフリーランスの編集者をしてるという。
へー、たいしたもんだわ。今の時代にフリー編集者で食えてるって。
その業界が好況の時期には、フリーランスに仕事がいっぱい回ってくる。昔は編集ゴロみたいなやつもいた。でも今は紙の出版はずっと右肩下がりが続いてる。これから再び上がることはないだろう。
そうなると、どこの会社もまずは社員の人件費をどう確保するかを考えるから、外部の人間に金を払うことは避けようとする。いかに社内の人間で間に合わせるかしか考えない。そんな時代にフリーランスで食えるのってすごいよ。
彼はパズル雑誌が専門だという。
パズル雑誌って手堅いんだよね。主婦、老人、引きこもり気味の人などに根強い人気がある。大量に売れることはないけど、一定量は確実に売れる。本屋の片隅に行くと、驚くほど多種類のパズル雑誌が置いてあるんだわ。ページに直接書き込んでいくから紙である必要があって、ネット移行しないしね。
パズル雑誌を作ることはけっこう専門性があって、たとえ編集者であっても、やったことない人がいきなりやるのは、まぁ無理だわ。なので彼の出番となる。
今はパズルの世界も読者は高齢者比率が上がってて、脳トレがキーワードになってる。というわけで脳トレ本として、麻雀本を作りたいと。
そんな話だった。
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