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麻雀プロ団体が行うビジネスを考える

麻雀プロ団体が行うビジネスについて、つらつら考えてみます。

ここで言いたいビジネスというのは、外部企業から委託される系じゃなくて自前でやる系ね。つまり、プロ連盟でいったら麻雀格闘倶楽部じゃなくて、道場、龍竜、連盟チャンネルみたいなやつ。

一般論としては上手くいくことってけっこう少ないんだよね。金のたれ流しになって失敗するケースが多い。

今はプロ連盟と最高位戦が道場を持ってるじゃん。この2つの経営状態についてはまったく知らないんだけど、連盟道場は続いてるから立派だと思う。過去の事例の一般論としては、常設の道場をキープするのってかなり難しい。

たとえば麻将連合の道場↓を見てみると、全国各地にある。

これってみんな週1みたいな感じだ。理念に賛同してくれる人たちが個別に各地の店を間借りして週1くらいでやってくれてる系。こういうやつだと悲惨なことにはならない。手間やリスクは個々の人たちが負ってくれるし。

これが常設つまり出店になると、めちゃくちゃ危険になる。家賃と人件費の負担が大きくて、売上ではまったくカバーできないことが多い。最初は赤を出さなきゃいいんじゃね?と始めて、すぐ血だるまになっちまうんだよ。商売ってのは、絶対に儲けたる!と気合いが入ってても成功したり失敗したりだから、赤にならなきゃいいやくらいの姿勢だと、まず間違いなく巨赤になるんだよね。

今回、最高位戦がスタジオを作って自前で配信する体制を作ろうとしてるけど、じゃあ協会は? 同じくらいの人的規模あるし、協会もスタジオを作ってスリアロから独立する可能性ないの?って思うじゃん?

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