【現代麻雀への道】8 大阪にピンフツモがない理由
ツモるとなぜピンフは消えるのか?
東京人と大阪人は仲が悪い。スカした東京人vsえげつない大阪人と、気質からして違っており、なんと麻雀のルールまで違うのだ。
どうしてそこまで仲が悪いの?と、名古屋人あたりには不思議だろうが、今回はそこらへんのルーツを探ってみよう。
ルールの相違点、それはツモアガリしたときにピンフという役が成立するかどうかである。
まずは大阪側の主張から。
ピンフの定義は符がつかないことや。つーことは、ロンアガリしたらピンフの手牌でも、ツモアガリしたらツモ符がついてピンフとは認められへん。
それに対して東京側はこう考える。
理屈はそうだが、せっかくツモアガリしても値段が高くならないのは変じゃないか。だか らツモった場合だけ唯一の例外としてピンフであると認めよう。べらぼうめい。
こういったわけでピンフ手をツモアガリした場合、大阪ではピンフが消えてしまい、東京ではピンフとして認められる。これが今でも根深いルールの相違点なのである。
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