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荒正義プロの思い出

荒さんがnoteを始めた。

荒さんにはお世話になりました。荒さんは覚えてないんじゃないかって思いますけど。

恵比寿かなんかで会って高レートの世界について教えてもらったことが一度。

セットで打ったことも。俺、リーマンゴロ、ヒサト、荒さんでした。

最初はヒサトが走り、俺は負け、途中から荒さんが良くなりました。

荒さんはゴリ押しはほとんどしなかったけど、ある局だけ、ヒサトのリーチに無筋の4mを押し、俺がドラの7mを切ったら、荒さんのこんな感じの手に当たりでした。

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タンヤオ・ドラ1の2600点。

こっちの手には他には現物も筋もなかったけど、完全にやられた感じでした。

最終的には、荒さんが3トップ分の浮き、残り3人がラス1回分ずつの負けとなりました。なんか手合い違いって感じでしたね。3人が荒さんの手の平の上って感じでした。

そのあと酒を飲みました。何をしゃべったかまったく覚えてないけど。

打ってる最中に、なんかルールの話になって、荒さんがそれはどうこうって言ったんですよ。それに対してリーマン雀ゴロが、いや、その場合はどうちゃらって異論を言ったら、「びっくりしちゃったよ。いきなり口ごたえするから」って荒さんが言ったのが面白かったですね。その場で、口ごたえだったのか!と受けました。

竹書房vsプロ連盟という謎の対抗戦があって、そこで同卓したことが何度か。

同卓したプロの中で唯一、この人には絶対にかなわねぇって感じがしました。

そのことを「まるでマシーンですね。連盟最強は荒さんじゃないですか?」って森山さんに言ったら、「最強は前原だと思うよ。前原がいいときは人間とは思えないから」とゆーてましたね。

以下↓は「近代麻雀オリジナル」1999年2月号に書いた、荒さんについての文章です。最強戦本大会の直前の。

竹書房でライターとして信頼を得るまでに、こいつはできるなって思われた節目が10個くらいあるんですけど、そのひとつとなりました。つまり評価されたと。

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