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ひろえちゃん現象はなぜ起きるのか?


ひろえちゃん現象とは

この記事↓に対して、

こんなテケトーな意見が寄せられた↓

これはそんなふわっとした理由で起きたミスじゃねーよ。もっと構造的で大きな要因が横たわっている。

今回は、なぜプロ歴10年の中堅が、あるときはすごくいい麻雀を打つのに、あるときはめちゃ初歩的なミスを冒してしまうのか、その不安定さはなんなのか?という問題を扱おう。

男性プロで該当する人もいるのかもしれないけど、見たことない。女性プロではしょっちゅう見かける。そんな症状だ。

問題は牌効率

いきなり結論から言ってしまうと、それは基礎欠乏症である。麻雀における基礎とは何か?という問いの答えは人によって変わってくると思うけど、ここで言ってるのは手牌14枚から何を切るか、つまり何切る⁉だ。場況とか点数状況を抜きにして、手牌だけで答えのある何切る⁉を正確に答える能力となる。つまり牌効率だ。

牌効率を学ぼうとしたときに、今なら優秀な本やアプリがある。でも、そういうものが出てきてまだ10年経ってない。

麻雀ってまずは数字を組み合わせるゲームだから、ある程度の数的なセンスはあったほうがいい。高いレベルのセンスまでは必要なくて、普通人くらいあればOK。

普通人以上の人なら、一打ごとに真剣に反省しながら半荘2000~3000回も打てば牌効率は自然とできるようになってるよ。昔の人はそうやって学んだ。今だってアプリや本を通過せずマスターしてる人は多いと思う。

鬼打ちが足りないままプロに

それでは、なぜ男性プロは牌効率ができてて、女性プロはできていないのか?

プロになる前の雀馬鹿アマチュア時代が短いんだわ。男は麻雀に脳みそを焼かれたアマ時代を3年とか5年とか経てから麻雀プロになる。女はアマ時代が短くて、すぐプロになってしまう。

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