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萩原聖人、覚醒す チーム雷電セミ初勝利 その2
その1からの続きです。
薄い牌をスルーしてからのメンゼンロン
南2局。親はコバゴー。
ハギーの手がいい。
亜樹「7s残しが生きましたね」
ここでハギーが高い手をツモったら、今度はハギーがリードすることになる。
日吉「仕掛けて3900はどうですか?」
亜樹「いや、仕掛けないと思います」
ハギーの手がさらに良くなった。万全の1シャンテンだ。
だが、ここからが長かった。テンパイしない。
途中で内川が36m待ちでテンパイしたけど、その直前にハギーはまたぎの3mを処理していた。ハギーはこういうダブり牌を残さない。完全1シャンテンに受けるのを嫌う。万全の受け入れより、研ぎ澄まされたストイックな受け入れが好きなんだよな。
11巡目、ハギーは上家が切った7pをチーしなかった↓
場に4pが3枚。7pはこれが1枚目。47pは薄くなってる。
これは鳴くのと鳴かないのと、Mリーグではどっちが多数派なんだろう? 微妙な部分だ。
他の人たちはわからないけど、これを鳴いたらハギーじゃないよな。瀬戸熊、黒沢ともに、これは鳴かないと思う。たろうも今テンパったら絶好の狙い目だとスルーしそう。
スルーする人はけっこういるかもだけど、ハギーはツモ山に手を伸ばす動作が自然で、鳴きたそうな迷いをまったく出さなかった。
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