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鈴木たろう、最高位戦移籍の経緯を語る

この配信↓で本人が語ったことの要旨です。むちゃくちゃ率直に語ってます。


きっかけはA1リーグ降級

きっかけはAリーグからの降級です。最初は昇級を目指してたけど、移籍もありだなーと思い始めて。

降級したから移籍するのはかっこ悪いとは思います。かっこ悪いというのは何人かに言われたんですけど、それは受け入れようと思います。

でも、降級してなかったら移籍してないし、最高位戦でもA2でお願いして入れてもらったんですけど、他のリーグだったら移籍してなかったと思います。

トップリーグにいることで出場する機会があたえられる大会とかあったりするので、選手としては機会がある方が嬉しい。それは選手としてのわがままで、かっこ悪いと思われるでしょうけど、選手としてはなるべくチャンスがもらえる立場にいたいと思ってるので。

今の自分は最高位が取りたい。その中には自分の野心もあって。一般的には最高位と雀王を比べたときに、最高位の方が上なんじゃないかと思う人もいると思うんですよ。自分は認めたくないですけどね。

もう1回雀王を取っても自分の評価はそんなに変わらないと思うけど、最高位を取ると認めてくれる人も増えるのかなーと。なので最高位を取りたいという気持ちが9割です。

団体がひとつになる時代が来るかもしれないし、これがそのきっかけになるかもしれないけど、先がどうなるのかはわからないので。

連盟さんも考えました。ただ、これはぼくのわがままでトップリーグに近いリーグに入りたいと思ってたんで、受け入れてくれないかなーって思ったんですよ。

RMUのことは保険として当てにしてました。協会を辞めるわけじゃないですか。でも、最高位戦が入れてくれるかは理事会が終わるまでわかってなかったので、もし両方とも駄目になったら、多井さんに言ったらRMUに拾ってもらえるだろうと。そこは打算もあって保険として当てにしてました。

最高位戦の理事会で承認されるまで

降級したあとに、けんちゃん(園田)に相談したんですよね。けんちゃんとしては嬉しいし、来てくれるんだったら推薦するよって言ってくれてた。

そのときはまだ最高位戦のリーグ戦は終わってないし、実際に動き出すのはリーグ戦が終わってからだなーと思ってたんですけど、動き出したのは11月に入ってからで、けんちゃんにその話をしたら、「え、本気だったの? 本気で移る気あるんだったら早い方がいいんじゃない?」と。

けんちゃんが推薦してくれて、理事会の承認がいるので、そのためには申請しなきゃいけなくて時間がかかります。仲いい人には多少相談したりもしましたけど、そんなに話してないです。

11月11日の最高位戦の総会で承認されたんですけど、ほんと動き出して1週間くらいですね。

発表するまで

話が決まってから、最高位戦はすぐ発表したいと言ってたんですけど、協会の方は準備したいと言ってたんで、同時にするため言わずにいました。外にもれて盛り上がっちゃってもあまりうまくないかなと。

協会に伝えたのも急で、何日間か五十嵐さんだったり鍛冶田だったり、毎日のようにいろんな人と話をして、けっこう引き留められたんですけど、五十嵐さんや鍛冶田はぼくの性格も知ってるし、たろうが決めたことなら引き留めても無駄だろうと応じてもらえることになりました。

協会、最高位戦、ぼくの順番で発表しました。

周囲の反応

いろんな人にいろいろ言われるだろうし、裏切り行為だっていう人もいるだろうし、怖さもありました。

みんな暖かくて嬉しいです。ぼくけっこう自由で、自由を信条にしてるんですけど、それがむかつく人もいると思うんですけど、それはしょうがないだろうと。好きな人とだけ付き合おうと思ってるんで。

裏切り者だーとか、もっと言われるんじゃないかと思ってたんですけど、ツイッターではみんな明るくて、ぼくがビックリしました。

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