ラノベを読んだ。『俺は知らないうちに学校一の美少女を口説いていたらしい1~バイト先の相談相手に俺の想い人の話をすると彼女はなぜか照れ始める~ (HJ文庫)』
ラノベってほとんど読んだことないんだけど、むっちゃ面白かった。2時間弱かな、すぐ読み終わってしまった。
Amazonの紹介文↓
バイト先の恋愛相談相手は実は想い人本人で……!?
趣味の読書を通じて友人になった学校一の美少女・斎藤玲奈と田中湊。ただの友達のはずが、二人の距離は少しずつ縮んでいくことに! ある日、恋愛に不器用な湊は、バイト先の先輩女子に恋愛相談することになり――でもなぜか彼女の顔は真っ赤で……?
「……べ、別に気にしないで。続けて、田中さん」
(こんなに私のことを想ってくれてるなんて……んーっもう!)
相談相手が変装した想い人本人だと気付かず、ひたすらに募った想いを本人に語って照れさせる!無自覚系ラブコメディ開幕!!
という通りの内容。
なんで初老のオッサンがこんなの読むんだ?と自分でも思うけど、Amazonの紹介を見てなぜか読んでみようかって気になり、実際に読んでみたらすげー面白かった。
しかし、ラノベのタイトルってどうしてこんなにも長いんだ?
以下ネタバレを含みます。
主人公の少年は、相手が学校一の美少女で有名人だから、勘違いしてる男と思われないようにむちゃくちゃ警戒し、本の貸し借りをするだけの関係に徹してる。
少女は、外見で告白してくる男たちにはうんざりしてるけど、本好きという趣味でつながってて、ちっとも迫ってこない少年への好意が高まっていく。やさしさなどに。
という感じ。
視点がときどき少年から少女に切り換わる。
1巻の最後までいっても告白に至ってない。なんというウジウジした進行。少年の方はまだ単なる友だちだと思ってる。少女の側は完全に好意になってる。
バイト先も偶然一緒で、たがいに変装してるから相手だと気づかない。そのうち少女の側は相手だと気づく。
少年は相手が当人だと気づかないまま、どんなプレゼントを送ったらいいか?など相談する。んで少女は、(こんなに私のことを想ってくれてるなんて……んーっもう! )となる。
俺はもう初老なので、学校が舞台となってる物語は心情移入しにくいんだけど、これは面白かったな。むしろ、この話の舞台がオフィスだったら、そろそろ大人になれよ、んーっもう!と感じてしまったはず。
先を読みたいんだけど、2巻が出るのは秋だ。
以下もっと詳しいネタバレ&感想。
押見修造という漫画家に『惡の華』という名作がある。全8巻。
これ大好きで何度も読んでるんだけど、その高校時代に似てる。そっくり。中学時代の話とは似てない。
本を貸す少女と借りる少年。その2人に恋が芽生えるという展開。ただしラノベの方には小説家を目指すみたいなのはない。
以下なんくせ。
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