ロシア料理を食べてきた
誠の女とロシア料理を食べてきた。新宿にあるスンガリーという店で。
人生でロシア料理を食ったことってそんなに何度もないんだけど、なぜか誠の女とはロシア料理を食った回数がけっこう多い。
ロシア料理って、俺の中では単なるロシアという国の料理じゃないのね。
自分の両親の世代(80代だね)の青春と結びついてるイメージなんだわ。自分とは直接関係ないし、親からそういう話を聞いたわけでもない。本で読んだ知識なんだけど、昔の若者の青春的な何かという郷愁みたいなものが想起される。
1945年の敗戦のあと、昭和20~30年代にはロシアには理想郷があるみたいなイメージがあったんだよね。それは社会主義のことで、昭和40~50年代にもなると、そんないいもんじゃねーってわかってしまう。しかし昭和20~30年代の若者にとっては、ロシアって特別な国だった。
ロシア民謡のカチューシャ↓
今ではカチューシャっていうと、AKBのほうが有名なのかもしれんね。
本家のほうは物悲しいメロディーでありながら、民衆とか大地を感じさせる力強さもある。こういうのがロシア民謡の特徴だよね。ロシア料理にもそんなところがある。
昭和30年代には、歌声喫茶というのがあって、ロシア民謡を歌ったりしてたみたいね。
俺はこの歌↓を大好きなんだけど、
なぜ好きなのかわからないんだよな。何か幼児期の記憶に結びついてるんじゃないかと思う。物悲しい系の曲が好きなんだよな。俺にとってロシア料理って、こういうのにつながってる世界だ。
さて、この店は2度目。
コースが4つある。
ジョージア・セット 4818円
スンガリーコース 5699円
季節のコース 7458円
ペテルブルグコース 9119円
前回は2番目を選んだ。今回は2人とも1番目。
この店の一番人気前菜。サーモンのマリネのパンケーキ包み↓
一番人気だけあって確かに美味い。サーモンがでかい。生たまねぎも全然とがってない。
ジョージア風牛肉と米のスープ↓
シュクメルリ(鶏肉のガーリッククリーム煮込みジョージア風)↓
シュクメルリって松屋の期間限定メニューで一番人気だったやつだ。今もやってるな。松屋のやつより美味かった。残すのは惜しかったから全部食ったけど、カロリーがめっちゃ高そうな味がした。
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