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瑠美ちゃんは中の人が変わった その2

その1からの続きとなります。

南1局

ケース12

親番。

6巡目

残してたドラ2mに1mがくっついた。しかしペンチャンだ。何を切る?

12完成

瑠美ちゃんは1mツモ切り。

そうだよね。ドラを切らないことよりリャンメン重視が基本。当たり前のようだけど、当たり前を守り続けることが大切だ。2着目と2万点強の差をつけてるけど、先回りして守備に傾かない方が本当にいいからさ。

ケース13

8巡目

北を引いたところでドラ2mを先切りするか?

13完成

瑠美ちゃんは北ツモ切り。

瑠美ちゃんは次巡のツモ東でドラ2mを切ったけど、ここで切ってしまった方が良かった。手は十分形だから、中盤の入り口は孤立ドラを処理するいいタイミングだ。

ドラの先切りって、最近は当たり前になってきたけど、古い人はいまだに否定的だと思う。プロの世界で当たり前になったのって最近5年くらいの変化じゃないか。協会、最高位戦、RMUなどが早く、連盟はこの部分は遅かった。Mリーグができてからじゃないかね。瀬戸熊さんなど、今もドラの先切りはほぼしない印象がある。

ドラをドライに先切りするのって、けっこう重要な技術だ。麻雀は鳴かれても点棒を取られないけど、振り込んだら点棒を取られる。振り込まないようにしつつ、手をできるだけ前進させようという考え方だから、この打ち方を生理的に拒否してるようじゃ弱い。

瑠美ちゃんがこの巡には先切りしなかったけど、次巡には先切りしたことでホッとしたわ。これができなかったらだいぶ弱い。麻雀が古すぎて。

画像14

ケース14

11巡目

トップ目の親でピンフのみテンパイ。リーチするか?

14完成

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