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後継者育成の成功/失敗とは何か? 竹書房前会長の解任騒動から

これ↓で書いた、

この本↓についての感想。

だいぶ駄目な本だよなーと7000字も書いたのに、書き残してたことがあった。俺もしつこいよな(;^ω^)

前会長は自分の失敗とか欠点はあまり認めない人なんだが、唯一認めてるのは、後継者の育成に失敗したこと。インタビュアーである著者の質問に対して、この点では失敗したことを認めている。

それを読みながら疑問に思ったわけですよ。

後継者育成の成功/失敗って何だ?
どうなると成功で、どうなると失敗なんだ?

会社である以上は潰れない方がいい。できたら儲かって会社が大きくなっていくことが望ましい。それが第一。

となると、成功したか否かの判断は、会社の実績の数字による判断ということになる。

ただね、当該企業の竹書房は出版社であって、今の時代に紙の本を作る出版社に成功しろってかなり難しい。よくやってる方か否かの判断は、同業他社との比較じゃないと語れない。

昔の拡大期の人が今の人を精神論で叱るって、構図として最悪だよね。

前会長は三鷹の自宅から飯田橋の会社まで、社用車で通っていい立場なのに、ずっと電車通勤してきた。世間の人と同じ立場になり、生活実感を知るために。

そういう努力をしてきた人なので、精神論がすべて無意味とは言えないけど、体当たりで向かっていくガッツがないと言われても、素直には受け取りにくい。

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