初来店のジジイは幸運の女神様
某元タイトルホルダー様が歌舞伎町に降り立った
某元タイトルホルダー様から立派な飯をご馳走になった。そのあと彼は久しぶりにアドゲーをやってみっかなというので一緒に馬鹿店を訪れた。
紹介ポイントくんねーかなと思ってたら、すでに以前、俺が馬鹿店に紹介したという。そういえば昔そんなことした気もするわ。ありがとうございます。セカンドバージン紹介ptくんねーかな。
夕方なので3卓も立ってる。科学特捜隊がいる。マスクマンもいる。俺が好きなおっちゃんたちが打っとるやないか。
2人で行ったから、メンバー2入りで新卓を立てることになった。
地味目のメンバー2人と一緒に。
1戦目
東1、中盤深め、ピンフ三色ドラ1テンパイ。
三色できあがりのダママン。世間ではこういうのはダマかもしれないが、この店では即リーなんだわ。その理由は一発目のツモにある。
一発目のツモは白ポッチだった。ほらな、これをダマにしてしけポッチしちまったら明日から歌舞伎町を歩けねーんだわ。俺は3ヵ月くらい前、さくらでしけポッチしちまって、あの周辺を歩けなくなった。しけポッチは童貞より恥ずかしい。それが歌舞伎町の掟だ。
この手牌の細部はあやふやだ。メモれなかったから。あんまりメモってると「この店は麻雀中のスマホOKなんですか?」とか、店の人を呼ばれそうだからな。競技雀士はすぐ立会人を呼びやがるから。
このアガリはハネマン2枚。以降の局は小さく動いていく。オーラス、俺はダントツ。
3人とも首がなかったけど、下家の某元タイトルホルダー様が700・1300の1本場をツモって首ができやがった。
2戦目
下家の某元タイトルホルダー様から3900点の1枚をロン。
次局、某元タイトルホルダー様がソーズのホンイツに走る。
青5mがあったこともあって、下家に甘めに何枚かソーズを切り出したら、自分の3フーロメンツで5枚も使ってる69s待ちでチンイツをツモりやがった。
彼にまくられて2着。
こうして俺が1着2着。某元タイトルホルダーが2着1着。ごめんよ、こんなに強い俺たちが来ちゃって。俺は天鳳名人位を2回も取ってるし、下家の某元タイトルホルダー様は某G1タイトルを取ってる。アドゲーであってもやはり地力が出ちまうんだわ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?