公然わいせつ罪の少年事件③ 再犯防止
本日も公然わいせつ罪の少年事件について書いていきます。
今回のテーマは再犯防止です。
１ 再犯防止の重要性
事件を繰り返すと、最終的な処分がより重くなっていきます。
早期の更生のために再犯防止が重要といえます。
２ クリニックの利用
性犯罪を起こしてしまう方を対象としたクリニックがあります。
このようなクリニックを利用することが再犯防止策の１つです。
どのクリニックを利用するかを選ぶに際しては、以下の点を考慮されると良いと思います。
・担当者の方が話しやすいかどうか
話しやすい方でなければ、十分なカウンセリングが期待できません。
・自宅からの通いやすさ
・通学や通勤との両立が可能かどうか
もっとも、一定の期間、クリニックの利用に専念されることも１つです。
３ 監督者との対話
少年が監督者と対話をすることも重要です。
監督者とは同居の家族などです。
事件を起こした原因などについて話すことが大切です。
なお、家族間では話しにくいこともあるかと思います。
そのため、弁護士を交えて話し合うことも１つです。
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弁護士法人福地海斗法律事務所
弁護士 福地 海斗（第二東京弁護士会所属）
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