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少年審判① 少年審判の流れ

 本日は少年審判の流れについて書いていきます。

1 少年審判に至るまでの手続

 少年審判に至るまでの手続は以下のとおりです。

①警察や検察官による捜査を受ける。
②事件が家庭裁判所に送られる。
③家庭裁判所での調査を受ける。
④少年審判を受ける。
 
 警察や検察官の捜査ですが、逮捕・勾留される場合もあれば、在宅で進む場合もあります。
 また、家庭裁判所での調査も同様です。少年鑑別所に収容される場合もあれば、在宅で進むこともあります。

2 少年審判の出席者

 少年審判には基本的に以下の人たちが出席します。

①少年本人
②少年の保護者
③裁判官
④調査官
⑤書記官(家庭裁判所の職員)
⑥弁護士(付添人といいます)

 調査官とは家庭裁判所での少年への調査を主導する人です。
 少年審判に至るまでの聴き取りにおいて、重要な役割を果たしています。

3 少年審判の流れ

 少年審判は裁判官から少年に質問する形式で進みます。
 裁判官からの質問が終わった後に、調査官・弁護士が補足する質問をします。
 事件によって異なりますが、1回の審判にて処分が決まることが多いです。

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 弁護士法人福地海斗法律事務所
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