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準強制わいせつ罪の刑事事件① はじめに
本日から準強制わいせつ罪の刑事事件について書いていきます。
今回は概論です。
1 準強制わいせつ罪とは?
準強制わいせつ罪は刑法上の犯罪です。
刑法では「人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、わいせつな行為をした」場合に、準強制わいせつ罪が成立すると定められています。
法定刑は強制わいせつ罪と同一です。
性犯罪の1つです。
2 具体例
準強制わいせつ罪の具体例を挙げます。
飲酒により意識が不確かになった被害者に対して、わいせつな行為をした場合です。
3 罰金刑の定めがない
準強制わいせつ罪には罰金刑の定めがありません。
「六月以上十年以下の懲役」とされています(刑法第178条1項・第176条)。
そのため、略式手続で処分が決まることはありません。
なお、略式手続については以下の記事をお読みください。
4 処分の例
刑事処分の例をいくつか挙げます。
・不起訴処分
示談等により不起訴となることがあります。
不起訴となった場合、前科が付きません。
・執行猶予
・刑務所への収容
5 準強制わいせつ罪の刑事事件に関する他の記事はこちらからお読みください
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