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少年審判⑤ 調査官
本日も少年審判についてです。
今回のテーマは調査官です。
1 調査官とは?
調査官は家庭裁判所の職員です。
少年やその保護者などへの聴き取りを行います。
少年とのやり取りの中で非行の原因などを明らかにしていきます。
審判の前に、「どのような処分が適切と考えるか」を書類にまとめます。
この書類を調査票といいます。
2 調査官の意見
調査官の意見が少年審判に及ぼす影響は非常に大きいです。
例えば、調査官の意見が「不処分」の場合、少年審判での結論も不処分とされることが多いです。
なお、注意するべき点は必ず「調査官の意見の通りになる」わけではないことです。
少年審判での結論が調査官の意見と異なることもあります。
3 調査官と弁護士のやり取り
弁護士の立場からすると、調査官とのやり取りが大切です。
先ほど述べたとおり、調査官の意見が少年審判に与える影響が大きいからです。
弁護士は調査官と定期的にやり取りをすることで、調査官と問題意識を共有していきます。
弁護士としては調査官とのやり取りが非常に大切です。
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