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自分の思考と感情に向き合う。前に進んでいくために
今私は、自分の思考と感情を見つめなおしている。
思考と感情。それだけ聞いたらなぜ見つめる必要があるのかとか、今見つめる必要があるのかとか疑問に思われる人もいるかもしれません。思考と感情がどうしたのとか不思議に思われる人もいるかもしれません。
私は、いつも日記に綴っているが35年間発達障害の家族を持つ家族である。私と発達障害の人との出会いは、結婚を機にだった。大人の発達障害の人との関わりは初めてで無知識 特性も皆無 スタートはビックリする感覚の連続だった。私自身がおかしいのかと自信がなくなり、嵐の中に放り出された気持ちだった。発達障害と言う言葉を知ったのもほんの数年前の話でもある。それまでは、言葉すら知らなかったのだ。教えてくれるところも無くかなり悩んだ。
前回の日記には、発達障害の夫ヒロさんとの今の暮らしの一コマを書いた。文書もなかなか書き慣れなくて、自分の思いが伝えられるのか 実際毎回四苦八苦しながら綴っているのが現状である。色んな角度からこの発達障害のコトを学んできて、遠回りをしながら色んなコトを少しずつ吸収してきた。メディアなどで症状や特性のコトは多く放映されたりと結構世間的には以前より、取り沙汰されるようになってきた。
発達障害の問題から見えてきた 愛着の問題。
伝達機能の発達に関係した脳障害とずっと理解していたが、一冊の本との出会いで それだけではない問題があると言うのがわかった。生育歴の中での愛着の問題が潜んでいると言うコト。親子の関係で生じている愛着の問題が、自立した大人になっても、自分の子供が自立したとしても、なかなかクリアにならない。
愛着の問題は、自分の中で解決するコトを自分が実践しないとクリアに出来ないコトを学んだ。それだけではない、様々な要因も加算されてはいるが。
人生100年時代と言われているが、私自身は丁度真ん中を過ぎたところだ。フルマラソンで言うなら、折り返し地点を少し過ぎたところである。
自分のイメージで世間で言う50歳代はと考えてみた。
何もかも余裕のある年代で時間に気持ちに仕事に家庭に
私の頭の中は50歳代の理想の映像が広がっている。
それは、頭の中で繰り広げられているただの映像。
実際はと言うと、去年までは夫ヒロさんの問題にか家族が良い方向に行くと信じて家族一丸となり取り組んできた。ところが、今年 父が7月に他界して、新たな景色が見えてきた。それは、父が残してくれた課題でもあるが、嫁いだ私自身にも突きつけられた課題でもある。
実家は、現在 母親と弟夫婦の3人暮らし。嫁いだ私が見ても、機能していないと見てとれる。父は、高度経済成長期に生きる昭和の男でひとこと多いヤンチャなおじさん。母は、正規職員で働いて、一人娘で身体が弱く、育児家事は祖母がほとんど担っていた。気ままな感じだが、なかなか自分の本心を話出来ない。父と母の関係は、夫婦には変わりないが今でこそ理解出来るが、機能不全だと言うコト。母は完全に共依存であると言うコト。
過干渉でいちいち口を挟む感じであったが、子供の気持ちは全く無関心。でも、自分のコトになると 子供を置いてでも自己中心の行動になる。例えば、仕事を理由に保育園 小学校の参観は祖母が来る始末だった。風邪をひくと 身体のコトを心配してくれるどころか、風邪をひいた私を攻めたてた。
長年自分の中ではいやな記憶もほとんど忘れていたが、父の他界後昔の暮らしが蘇ってきたのだ。それは、仏事を進める際に 実家の母 弟夫婦との関わりが一瞬でも距離感が近くなったからだ。距離感が近くなると、母の私に対する態度が昔を思い出させ、当時のコトが不思議にも鮮明に映像となって襲ってきたのだ。
それはそれは、心も体も凄くしんどくなっって、持病が痛みとして現れてきたのだ。痛みも半端ない痛みで、10日ほど苦しんだ。そして、気がついたのだ。ヒロさんと同じだと言うコトに。
子供時代の辛い経験とか記憶。人生の起点に襲いかかるコトを実感したのだ。いつも意識をしての話ではない。ほとんど無意識レベルの話とわかった。
無意識のコトは、意識していないコトだが、培ってきた自分の思考パターンとそれに付随する感情が、人生の起点に自分の苦しみになって表に吹きだすのだとわかってきた。だから、自分をクリアにし、人生前に進めるには、自分の思考と感情をもう一度見つめ直すコトが必要だと気がついたのだ。
ポジティブに人生を歩むなら、今見直す機会だと気づかせていただいた。そして、これが父が残してくれた課題とも。
最後まで読んでいただきありがとうございます。家族のあり方を今一度、確認する 考える時代でもあると思っています。社会とか誰かの責任と思うのは、自分と向き合ってないからだと思うようになってきました。
自分と向き合う。 家族で家族を考える。
自分達に突きつけられた課題だと思っています。
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