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生後55年で、母から へその緒。
昨日、父親の4回目の逮夜法要があった。毎週土曜日四十九日までお参りがある。帰りぎわに母から、へその緒を渡された。
父の遺品を整理していたら、へその緒が箪笥から出てきたから。
残してくれていたコトに嬉しさを感じた。55年も経て、7㎝✖️5㎝✖️⒈5㎝の桐箱の中に紙に包まれたへその緒があった。半世紀保存。白い粉で塗されていた。桐箱も包まれていた紙も染みもつくコトなく すこぶる綺麗なままだった。
今、この年になって母親と繋がっていたんだと改めて実感した。親子とは、何があろうともこうして根源はつながっていたんだとも感じた。そこは、理屈抜きで理解しないといけないところとも感じた。
そして、父の逮夜参りは、お経を終えて住職のお話があった。毎回お話は聞かせていただいている。
実家は浄土真宗本願寺派で、前回は「阿弥陀如来」のコトのわかりやすいお話をいただいた。昨日は、「宗教」についてだった。
阿弥陀さまは、全ての人の命を救ってくれる 全ての人に罰を与え無いし、みんなに平等とのお話だった。
宗教とは、宗教を超えて全て物語から始まる。例えば、神戸連続児童殺傷事件で犠牲となった山下彩花ちゃんの母 京子さんの話。突然、最愛の娘さんの命を奪われているのにも関わらす、母 京子さんは、彩花の運命はこうだった。そこに至るまでには、悲しみなど色々な感情 受け入れるまでの苦しみあったと思いますが、運命だったと物語を自分で作られて、ご自分の人生に腑に落とされた。素晴らしいと思う。
と。
人間一人一人は、そんなに強くないし、何も出来ない。だから、周りにも助けてもらっているコトは、実際いっぱいある。
人生一寸先は、何が起こるかわからない。わからないのが人生である。
何があるかわからないから、どんなコトが人生の中で起こるか誰も予測出来ない。何かが起こり、日々の暮らしの中で受け入れていくしかないとしたら、時間がかかるコトではある。自分の人生に納得していくには、納得していくまでの自分の心の物語が欲しい。それは、与えられた私達命あるものの試練でもある。乗り越えられない試練は、与えられない。
と。
その話を聞いて自分に置き換えたら、自分の今を大切にして暮らすコトの大切さを再度確認出来た。来週のお話はどんなお話が楽しみだ。
毎週逮夜法要のおかげで、学ばせていただいているコトに感謝。
当然、毎週ヒロさん 娘も参加しています。
いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。人生の色々な出来事は、どんなコトであれ、確実に自分の学びになっているコトを実感。
頭でっかちの知識だけの思いではなく、体感することは大切ですね。
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