発達障害からの2次障害!

ヒロさんは、強迫性障害 依存症ですが、発達障害からの2次障害である。

そして 愛着障害もあるのをほんの2年前に診断されたのである。

多動性もあり。

見た感じは、何処となく明石家さんま。距離の遠い人から見ると👀、面白い人。

会社勤務も出来る。結構 リーダー的。

距離の遠い関係性の中では、いい感じの関係性を作れる。

しかし、距離の近い関係になったり、家族となると問題がある。怒りの感情が現れた会話になって来る。

アホかおまえ
バカにしてんのかオマエ
なんで、俺が言われなあかんねん!

などなど。感情が一番にくるので、会話の内容まで到達しない。

会話がなかなか成立せず、いつも こちらは話したと思っていても、ヒロさんは、内容を聞いてないと言う。私の言い方がまずいと、全て私のせい。らちがあかない状態にいつも落ちいる。

長年特にこの行き違いが起こっていた。意思疎通ができない。

そして、結構ヒロさん 人間的に超真面目なので、どうしても 自分で自分を追い込んでいくコトがある。頑張りすぎる。自分の頑張りを見てほしいしと思っているので、作業中にこちらから、

こうしたらいいんじゃないかな

と言うと、言われた感が強すぎて、

なんでオマエに言われやなあかんねん。

と、この時点でシャットダウン状態であった。周りから見たら、喧嘩風会話になる。本人は、この対応を喧嘩風とか威嚇しているとか、全く意識がない。

子どもの頃からの親との会話がそのまま 大人になっても繰り返されて来た。

そして、会話だけでなくヒロさん自身が、毎日イライラして暮らしてきたようだ。無意識の中のイライラが毎日ある状態。自分でも、どうしたらいいのかわからなかったようだ。とにかく、子ども時代の怒りの家庭環境が、ずっと取れないまま 結婚して新しい家庭環境になろうと、子どもが出来ようと ヒロさんの潜在意識の中には、深く深く刻み込まれて来た。自分の感情を抑えたまま、受け取ってもらいたい大切な子ども時代をイライラの感情と我慢しないといけないと子どもなりに無理やり押し込めて来たコトが、自分が自分を強迫するカタチになったと理解する。そして、気持ちの行き場がなくなると、どうしても 悪い記憶の場面が意識とは関係なく出て来るみたいだ。それに、どうしても苦しめられて来たみたいだ。そうなると、グルグル悪い思考の連鎖が始まるみたいだ。

こうなったのも、親のせい、妻のせい、会社のせい、愛犬空のせい。

全て自分以外のせいにして、自傷行為に走る。依存症へ走る。

だから、依存症は、苦しみの先の苦しみ抜いた先の自分の居場所見つけである。

世間で言う依存症は、症状は違えども、根底の問題は同じだろうと私は、理解している。家族として34年間の中から、体感し積み上げて来たモノである。

そして、どうしても物事の捕まえ方も、無意識にねじれてとらまえている場合があり、ヒロさんとの意思疎通のズレが生じて来た。

質問形式にこちらが会話をすると、1回目2回目と同じ質問なのに、答えがいつも違う。未だにこちらとしては、理解不能。

妻として、理解しようと考えられるコトは、子ども時代の環境がどちらかと言うとネグレクトと過干渉が入り混じった大家族の暮らしで、自分の本心を誰にも受け取って貰って来なかったので、物事の捕まえ方も いつも不安定なままだったかなと。なので、その場限りの思いついたことを、善し悪しに関係なく言ってしまう。安全安心な甘えられるような親との関係が体感できず 現在に至る。

そんな感じと理解する。

人間は、何かに没頭するコトは凄く大切で、気持ちの安定 ストレス解消 自分見つけ 自分確認の意味からも 集中するモノがある方が良いと思う。

でも、苦しみの中からもがいた結果の没頭もしくは、集中、快楽は、とてもとても危険がある。それは、依存症に落ちいってしまう。脳もドーパミンが出て、脳内では、キラキラと綺麗な光が出る。そして、これを求めてしまう。

が、本人は記憶が無いコトが多々あったのだ。

そして、家族がビックリするくらいの負の問題に直面して、家族間では大問題になっていても本人はけろっとしていたりする。

最初は、人間としてどうなのかと随分私自身理解出来ず、悩んだ。

でも今なら、理解できる。

発達障害の特性は、感情が入らない部分がある。そして、視野が狭く、節穴から世間を見ているコトがある。

例えば、モノ事の喉元過ぎれば、問題は解決したと思い込んでいるコトが多い。

どんだけ、道徳的なコトを話そうが、人間としての心構え的なコトを話そうが、ヒロさんはちんぷんかんなのだ。

それよりも、昔の子供の時の嫌な記憶とその時のヒロさんの気持ちを思い出してもらい、それにのっとって、現在の問題がどう結びついているのかを 私が言葉化していく。

そうすると、納得する。自分の思い込みが負を招いているのだと理解する。

このコトは、病院に行ってもなかなか家族にも 説明なり話は無い部分である。

特に、家族はどうしたらいいのか迷って悩む部分である。辛いと思う瞬間でもある。

家族がもっと本人に対して、深い理解と対応の仕方が必要だと感じる。

本人に目を向ける。愛の目を持つ。

そして、理解する。

大人の発達障害の場合は、特に家族の深い理解と愛の目が特に必要である。

何回も繰り返して書いたが、ここが最も必要で、これが無いとその先は、

家族がバラバラで、お互い負の連鎖に陥り、苦しむことになる。

これが、発達障害からの2次障害 依存症を持つ家族の一番大切な部分だと体感している。

世間でも、依存症問題 耳にするコトが多くなって来た。

最後に書くとしたら、本人だけの問題と思って本人の回復ばかりに目が行きがちだが、一番大切なのは、家族の本人への愛のある寄り添い方で、負の連鎖に陥るか、少しずつでも健康的な家族関係になるかで、家族の生活も180度変化する。

家族の私が、プロでもなく 家族として寄り添って来た経験 体感したコトをお伝えして来ましたが、いかがでしたか?

少しでもご理解頂けたらありがたいです。

福地家ヒロさん復活プロジェクト進行中です!



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