ワークとライフに役立つネット記事(11)~パワハラをなくすための上司と部下の向き合い方

 今回紹介する記事は、心理学的なアプローチによるマネージメントです。
 何も勉強しない管理職は、「何となく」「自分が若いころに見た上司のように」「周囲と同じような感じで」「イメージで」「感覚で」「勘で」マネージメントをやってしまいます。そのような怠惰なマネージャーが層として存在すると、組織文化を硬直化させ、ハラスメントのリスクを高め、若手の成長を阻害し、組織の継続性を失わせます。
 今回の記事では、以下のようなポイントが示されています。

・怒鳴ったり強く叱ると、行動量を減らし、経験学習の機会を奪い、成長を妨げる。
・何のために部下を褒めたり、部下に感謝するのか、考えている上司は少ない。
・良いことは褒めないが悪いことは叱ると、部下は叱られることをおそれて縮こまり、指示されたことしかしなくなる。
・部下が上司に求めるタイプ、求めないタイプ
・部下が動くか動かないかは、職場での何気ない雑談など日常の関係性による。
・部下が求める「褒め言葉」
・どうすれば部下の良い行動が増えるかを考えれば、パワハラ加害者にならない。
・一人で省みる時間と、伴走者との対話と、両方が必要。
・人を動かす力のある組織かどうかが問われる時代。

 果たして、富山市役所という組織は、「職員を動かす力のある組織」でしょうか?
 これからそうなっていくでしょうか?
 それを決めるのは、メンバーである皆さん一人一人です。