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キラッキラ!な思い出

ここ最近の記事で毎度のご挨拶になってしまいがちですが、すっかりとご無沙汰になってしまいました。
筆不精SNS不精でやはり年月を感じますね。

昨日、2024/12/15は
アイカツ!あかりgeneration10周年記念のイベント
「キラッキラ!」
に出演しておりました。

もうなんと申し上げたらいいのかわかりません。
気持ちが多すぎて、そのどれもが自分の中で大きすぎて。
とにかく、感謝ばかりを感じる一日でもございました。

この10年のことは過去のnote記事でも書いていると思うので、よろしければこちらもご覧くださいましね。


あとはミュージックフェスタFINALのことも書いてました。


本当にアイカツ!がすきなんだね……わたしは…


なのでこちらの記事では昨日のことに集中して書きたいのですが、如何せんまだ時間も経っておらず余韻の中に生きておりますので諸々ご容赦いただきたく思います。

あ、配信のアーカイブを楽しみにしている方はどうかネタバレ的な意味合いで自衛してくださると嬉しいです。
ガンガンに当日の思い出に触れてまいりますので!


昨日朝早くからリハにとりかかって、あっという間の一日でした。
それでも楽屋でみんなと話していたら、あっという間にブランクが埋まった気がします。

もちろんみんな同じ業界で働いているので別作品の現場でお会いすることも多々あるのですが、それでもアイカツ!の場でしかない距離感や雰囲気ってものがあるんですよ。不思議と。

これは最後のご挨拶でも申し上げたことなのですが……
本番の数日前。
生アフレコや朗読パートの台本を片手に、当時のリサのお芝居を思い出しながら声に出して家で練習していた時。
「リサってこんな感じだっけ?」「お芝居の温度感はこんなだっけ?」
「声ってもっとお姉さんだった?それとも年齢相応に若かった?」と、
どうしても迷子になってしまっていたんです。

ブランクがあるとはいえ、プロとしてこんなことで悩んでいたと明かすのは本当にお恥ずかしくもあるのですが、「大丈夫かな…」と正直ハラハラしておりました。
そもそもアフレコって、本来はみなさんの前で披露することのない裏方としての作業だと個人的には思っておりますもので、それを会場で、みなさまの前で生でお見せするなんて。
作品によってはイベントで企画の一つとして取り上げられることもあるのでしょうが、もちろんわたくしは初めてのことでございました。
この10年で場数を踏んで技術が上達した部分もあるのかもしれませんが、それは今回のスタンスでは一長一短にもなることで。

でもねえ、それも杞憂だったんですよねえ。
あかりちゃんをはじめとして、みんなの声をきいたとき。
何より、ののっちの声を隣できいた瞬間。
ブワッと一気に、でもごく自然に当たり前のように帰ってきたんですよ。

もしかしたらそれは聞いていた人、作品を心から愛してたくさん見てくれていた人からしたらどうしても違いを感じるかもしれません。
でも、わたしのなかでは今見せられる最大値の「白樺リサ」だったと思います。

それからね、これは声優キャスト陣の多くが思っていたことかもしれないのですが…
リハには当時の音響監督さんが直々にいらしてくださって、直接みてくださったんです。
アイカツ!シリーズをずっと担当してくれて、すべての音声をみてくれていた方が。
もちろん微々たる調整はありつつも、そんな方が最終的に「みんなキャラ、OKです!」と言ってくださったことが何よりもお守りになりました。
ずっとみてくださっていた方がOKだしてくれたんだ、これを信じてお芝居をするしかないと。

もしかしたら本当の本当はもう少し調整したかったかもしれない。
でも、イベントとして我々が楽しむことを優先してくれたのかもしれない。
それでも、全員を見てくれていた恩師とも言っていい方がOKをだしてくれたなら、と覚悟を決められました。


いや~~~~
朗読とアフレコ、それぞれに違った緊張と高揚感がありましたね。
Xのほうでは緊張ゼロと書きましたが、厳密には「あがってしまうようなことはなかった」だけで、気を配ることはそれぞれにあるのでそこの緊張はありました。

アフレコだと、「キャラの動きやSEとズレる訳にいかない」、「止めることができない」、「失敗が明確にわかってしまう」という緊張がありました。
朗読では、映像がないぶん声優キャストのお芝居の間や、何よりお客様のリアクション待ちなどもあるので正直ぶっつけ本番的なところもありまして。
舞台やライブだとよく「お客様が入って初めて完成する」と言われますが、朗読パートはまさにそれでした。
題材もライブ中の出来事、という体でしたしね。

本当はわたしも歓声あおるようなお芝居をしたかったのですが、きっとリサっぺなら、
「よろしくお願いしまーーーす!」\ワーーー!/ よりも、
「よろしくお願いします!」と言い切るだろうなあとか。笑

ななせちゃんがいる場で披露するというのも、いい意味で気が引き締まりました。
あれだけ素晴らしいパフォーマンスを担ってくれている彼女の前で半端なものは見せられない。

あとはね~~~~~~~、
学園長と四ツ葉さんの影ナレで正直もう最初っから泣きそうになってました。
学園長のお声はずるいって……わたし個人でいえば1年目からお世話になってるんだもんよ……彼哉さんにもお会いしたかったよォ……


そして、心残りといえばここなんですよ。
ライブパートを見ることが叶わなかったこと!!!!!!!!!
昨日は演者だったから当たり前なんですけどね!!!!!!!?
エーーーーーーーン、ぜったいアーカイブで見てやるからな

でもねえ、これは本当にアイカツ!の声優冥利に尽きる話なのですが、
我々のお芝居で次の曲の前フリになっていたこと。
言葉に表しきれないほどに嬉しかったです。これもまた輝くバトン………
個人的には凛ちゃんまどかちゃんのアフレコパートにあとにフレンドがくるのがアツすぎた。構成考えたひと誰です?????????
我々のお芝居のあとにその関連曲やってくれるんですよ。どれだけ嬉しいか。

わたしは長いこと客席で見てきたものですから、ライブの素晴らしさをみなさんと同じ距離感で目の当たりにしてまして。
ラストでななせちゃんの隣で、演者みんなでステージにいたの、本当に夢だったのかもしれないと思っているのでそこもアーカイブで確認して頬をひっぱたいてもらおうと思います。
だってすぐ近くにいるんだよ…ずっと客席からみていたアイドルが……
多分ザ・破顔なんだろうな。幸せだったから…

個人的にはもう彼女らは「歌唱担当」じゃなくて「パフォーマンス担当」だと思っています。ダンスや立ち居振る舞い、それからドレスたちが似合う美しさも含めてあれだけのステージを常にしてくれて。

あ~~~~~~~幸せないちにちだったな~~~!!!!!!!!!!
あとはどこでも言うてることなんですが、大人たちが本当に作品を愛しているんだと毎回なにかあるたびに感じます。
当時のスタッフさんが制作に勢ぞろい、本当にすごい。
作品をつくるといっても、大勢の人生や生活がかかっている商いですから愛だけではどうにもならないこともあるでしょう。
それでも毎回前向きなことを言ってくれるんですよ。
それに応えたいですね。どうにかして。自分らまだまだやれます!!!やらせてください!!!!!!

あとはパンフレットのキャストコメントにもたくさん書いたので、お持ちの方はぜひご覧くださいね。
全員分読んだらめちゃ長いよ!!!!笑

またお会いしましょうね。ぜったい!

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