伝説のはかた号バスツアー

『ジェフ千葉アドベントカレンダー2024(https://adventar.org/calendars/10759)の記事です』

初めましての方も、なんとなく知ってはいるけど結局何者なんだ?って人にもわかるよう、自己紹介から。
どうも、ふくっち@WAN WITH A MISSION です。
ジェフサポ歴は気付けば25年目に突入しようとしている、臨海時代からのドMなサポーター、HNはあの伝説の犬ユニを着てYASSカレーさんのギターで遊んだらこう名付けられたのが由来です。
ちなみに名付け親は柏サポですがwwwww
最近はヘルメットが目印のプラチナメンバーの背番号140です。
と、自己紹介はこれくらいにして本編へ。

まずは今回この企画に参加するにあたり何を書こうか?となったわけですが。
スタグルや遠征、ガマちゃん選手紹介コメントは触れてる人がいたし、他の人にはできないネタ・・・そういう視点で考え抜いた末のネタになります。

2015年のアビスパ福岡戦の時、 #はかた号バスツアー というハッシュタグが盛り上がった出来事をご存知の方はいるでしょうか?
まぁ、若い方はわからないでしょうかね。
あのKing of 夜行バス、はかた号を貸し切って博多まで遠征するという伝説の企画があったんです。
その一部始終はこちらにまとめられていますので、こちらも是非ご覧になりながら、私の駄文(笑)も読んでいただければと思います。


1.参加のきっかけ

このツアー、実はアビスパ関東サポ主催のバスツアーにオフィシャルが乗っかるという完全アウェイな企画で普通ならアウェイサポが飛び込むような企画じゃないですよね?
なのに、このツアーには自分を含め勇敢なる3人のジェフサポが乗っていました。
東京の高円寺にあるKiten!というアビスパ推しのスポーツ居酒屋があるのですが、このツアーの首謀者の1人である店長さんからお誘いを受けていたことにより参加したものです。
あとは個人的に水曜どうでしょうが好きなのも理由ですかね(笑)(過去にはかた号で遠征経験あり)
ともあれ、このジェフサポ3人でアビスパサポだらけのKing of 夜行バスに立ち向かう形になったのでした。

2.そもそもはかた号って貸し切れるの?

King of 夜行バス はかた号

そんな疑問に思う方も居ますよね?
実は通常便の続行便、いわゆる2号車という扱いで貸し切ることができるようです。
あ、もちろん西鉄旅行さんといった西鉄系旅行会社さんの力も借りたりしての話ですけどね。
とはいえ、こんな時間が掛かるわ、尻の肉がもげるわ、苦行でしかないバスを貸し切る猛者なんてそうそういないでしょうね。

3.出発

2015年10月9日(金)、バスタ新宿に移転する以前の西口バスターミナル、そこがはかた号出発の地でした。

今は亡き新宿西口高速バスターミナル

自分は当時旋風を巻き起こした犬ユニ(この為に必死の思いで購入(笑))を着てその地に降り立ったのですが・・・

そこで目にしたのは、はかた号バスツアーというクレイジーな企画に旅立つ猛者を見送りに来たこれまたクレイジーなKiten!の常連や他サポの皆様方でした。
そんな暇人(笑)な皆さんに盛大に見送られ、はかた号バスツアーは出発していきました。
そう、アビスパ福岡との戦い、いやはかた号との戦いが始まったのです。

14時間の戦いの場へ

4.車内にて

サイコロ振り忘れたのが悔やまれるやつ
旅のしおりにはあの名シーンが

ここから地獄の14時間がスタート・・・と思うやろ?
それは通常のはかた号の話、貸し切りにしたはかた号の車内は快適そのものでした。
定員いっぱいではなかったので各々が自由な席に座り、サッカー談義に華を咲かせられる空間、自己紹介タイムもありましたね。

記念品
ジェフ ユナイテッド市原・千葉なのが好印象
差し入れの品々

通常の夜行バスじゃできない芸当ですよね?知らずに参加した人はビックリです(笑)極め付けはアビスパサポのお一人が用意したウェルカムドリンク、2Lのペットボトルに入っていたのは水割焼酎でした(笑)

ウェルカムドリンク(笑)の水割焼酎で乾杯!

これがうまい!サッカー好きにはたまらない空間と水割焼酎で気分良く車内で過ごすことができたのでした・・・朝になるまでは・・・

5.悪夢

どんなに快適な空間とはいえ車中泊、翌朝になると車内の誰もがやられ始めていました。
はかた号の洗礼です。
朝の休憩、佐波川SAに降り立った一同のやられっぷりは水曜どうでしょうで見た光景そのもの。
よくはかた号に乗るとお尻の肉がもげる夢を見ると言いますが、今回のツアーではそれに並ぶであろう悪夢を見た者が現れました。
「博多にいつまでも着かない夢を見た」
この夢を見た人こそ、「私はジェフユナイテッド市原・千葉のサポーターをしているのだが」というフレーズでお馴染み、週末旅行家の八田さんでした。

八田さんとはこのツアーで知り合い、その後は
顔を合わす度にジェフのこと、遠征のことを話すようになりました。
この出会い以来、彼のことは勝手に遠征の師匠と思っていただけに、もう会えないことが残念でなりません。
昨年、遠くへ旅立ってしまった八田さん、今頃どこをフラフラ旅してるんでしょうかね?

6.到着、そして試合

出発からおよそ14時間、バスは無事に博多バスセンターに到着。
博多バスセンターでも出迎えを受けたのですが、中には前日に新宿で見送りに来ていた人も!
そう、はかた号は余裕で先回りができちゃうのです(笑)
だが、はかた号にやられたツアー参加者達に待ち受けるのは大事な大事な本番、スタジアムでの試合です。
うん、この為に来たんだもんね(笑)
各々の宿に寄ったりうどんを食べながらスタジアムへ向かうのでした。

福岡空港前の牧のうどんで腹ごしらえ
牧のうどんといえばごぼ天

果たして苦行の末に無惨にも勝ち点がもげたのはどちらのクラブだったのか?

アビスパ福岡 1-0 ジェフユナイテッド市原・千葉

もちろん(?)我々ジェフユナイテッド市原・千葉でした(泣)

そして試合に負け、傷心の我々ジェフサポ3人衆に待ち受けていたものは、アビスパサポだらけのバスツアー打ち上げ兼祝勝会への参加という罰ゲームなのでした(笑) 
と、罰ゲームとか言っちゃいましたけど試合が終わればノーサイド、こういう場には耐性のある3人なので遅くまで楽しんでいたのでした。

ここまで、こんな駄文にお付き合いいただきましてありがとうございました(笑)
まぁ、何が言いたいかというと、ジェフサポ同士で楽しくアウェイ遠征もいいですが、アウェイのサポと呉越同舟、バチバチやったり楽しんだりしながらの遠征もまた別の楽しみがあっていいぞ〜、ということです。
悟りの境地の先に辿り着いた変態サポーターの意見ですが(^◇^;)
はかた号バスツアーですが、いつかまた開催したいという声も実はあります。
その時はたったの3名だったジェフサポの数を増やしてみたいです。
是非、その時が来たら我こそは、と思う方がいましたら一緒に尻の肉が取れる夢を見ましょう(笑)
そしてアビスパから勝ち点3をもぎ取るのです!
って、まずはJ1に上がらないと始まりません、頑張りましょう!


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