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アニメ「にんさつさんのウワサ」お気に入り回紹介+感想

 TLで話題になっていたアニメ「にんさつさんのウワサ」第1期、ようやく全話視聴し終えました!
 いや~、すごかった。最初は女の子が戯れる平和な日常系アニメだと思って完全に舐め切っていたんですが、第3話からの怒涛の展開に度肝を抜かれ、時間も忘れて一気見してしまいました!
 せっかくなので感想でも書こうかなと思ったんですが、全話分語っていたら何日掛かるかわからない上既に様々な方に語り尽くされており今更感もありますので、今回は特に気に入った回の紹介という形にしてみました。暇潰しにでも読んでいただけたら幸いです。
 そして「にんさつさんのウワサ」未視聴の(ネタバレ気にしないよ!)という方にも、この記事で興味を持っていただければ嬉しい限りです。


あらすじ

 人とニンジャが共に生活する近未来都市ネオサイタマ。
 ニンジャの学び舎「ソウカイ小学校」に通う女児達の間では、こんな噂が囁かれていた。
 ”ニンジャが夜の街を歩いていると、不思議な赤黒のニンジャ「にんさつさん」がついてくる”
 「にんさつさん」の正体を明らかにすべく、ソウカイ小学校校長にして天才幼女であるらおもとチャンは学校内でも特に優れた6人の女児を選び出し、都市伝説の調査を命じる。
 果たして6人の女児は「にんさつさん」の謎に迫ることが出来るのか―ー?




**以下、ネタバレ注意です!**






第3話「バックストリートの遭遇!」

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 「にんさつさん」との初エンカウントとなる、このアニメを語るうえで避けては通れない回です。
 Aパートでばんでぃっチャンの可愛さを堪能してからの不穏極まるBパート、この緩急がえげつない。実際にアニメを見た人でないとわからないかもしれませんが、にんさつさんの気配が現れてからはBGM、SE、構図ととにかく作品全体が「嫌な感じ」に包まれるんですよね。そしてだんだんこの温度差が癖になってしまう笑
 そしてこの回はとにかく動画がスゴイ!ばんでぃっチャンが夜の街を縦横無尽に駆け回り跳び回るシーンは必見です!冗談抜きで最終回並みの動きをしており、自分も初見時は何が起きているのかほとんどわかりませんでした。円盤が手元に届いたらコマ送りで堪能する予定です。
 日常パートもばんでぃっチャンの真面目さと頑張り屋さんなところが伝わってきてとてもほっこりできます。メインの6人はみんな好きなんですが、彼女は特になんかこう、非常に応援したくなりますね。



第7、8話「いざ、ドージョーへ!」

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 前後編の2回に分かれたエピソードです。
 前編はひゅーじチャンとあーすチャンの絡み、後編はひゅーじチャンとかいとチャンの確執を重点して描かれます。
 ひゅーじチャンは6人の中でも直情的というか感覚派というか、主人公気質のようなものがありますね。彼女の登場するエピソードは物語が大きく動くので見応えがあります!
 そうでなくとも相方であるあーすチャンとの絡みが本当にカワイイ…。ひゅーじチャンが一方的にあーすチャンに懐いているのかと思いきや、なにげにあーすチャンも身を挺してひゅーじチャンを庇ったりひゅーじチャンのミスをフォローしようとしていたり、視聴を繰り返すたびに新たな発見がありとても捗りますね^^尊い…
 ひゅーじチャンとかいとチャンの関係についてはなんだかんだお互い認め合う展開になるのかなと思いながら見ていましたが、結局最終回まで仲が悪いままでしたね。とはいえ、お互いの信念や譲れないものが確固としてあるがゆえの結果ですし、こういう関係性もアリだなと思います。
 かいとチャンは抜け目なくて人を寄せ付けない印象なのにらおもとチャンの前だと挙動がおかしくなるところがかわいくて好きです。



第10話「タヌキとあなたとわたしたち」

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 だいだろチャンが謎の男性ハッカー「スティーブン」に一目惚れしてしまい、電子のお婿さんとなってもらうべくあの手この手でアタックを仕掛ける癒し回(?)です。
 ここまでちょっと何を考えているかわからなくてやや不気味ですらあっただいだろチャンが恋する少女として七転八倒する様が本当にもうカワイイ!この回でこれまでとのギャップにやられてワーム(熱狂的だいだろチャンファンの総称)になった方も実際多いのではないでしょうか!?
 この回を観た後だとこれまでの回の不気味なだいだろチャンですらたまらなく愛おしくなってしまう不思議…
 始終こんな調子のため「にんさつさん」は関係ない日常回なのかな?と思ってしまいますが、Cパートにてスティーブンと「にんさつさん」のまさかの関係性が明らかになります。いや~、ここの演出は鳥肌が立ちましたね。「この感覚を味わうためにこのアニメを観ているのだ」という実感がありました。



第12話「トーフと怒り、凝視の瞳」


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 ゲストキャラである画家志望の青年、「しがきさん」の視点で進む一風変わったエピソードです。
 これまでずっとばんでぃっチャンにちょっかいをかけたりひゅーじチャンをからかったりちゃらんぽらんな言動を見せていたびほるだチャンが小悪魔的に成人男性を惑わせ翻弄する、ある意味10話とは真逆のエピソードといえるかもしれませんね。
 この回でびほるだチャンのミステリアスな魅力にやられてジョルリ(熱狂的びほるだチャンファンの総称)になった方も実際多いのではないでしょうか!?
 びほるだチャンの言葉に立ち上がるしがきさん、二人の奇妙な関係性…。ハッピーエンドというにはやや苦い独特の余韻が残りますが、一種文学的な美しささえ感じさせる良エピソードです。
 あと作画が滅茶苦茶良い。



 いかがだったでしょうか!私のイチオシはこの4話(5話)です!
 ここまで読んでくださった方がいたら、是非コメント等であなたのおすすめ回を教えてくださいね!未視聴の場合は全話観てきて感想を教えてください!笑
 では、私はこれからもう一周視聴してから就寝します。
 おやすみなさい!よい「にんさつさん」ライフを!


「にんさつさんのウワサ」公式twitter
Blu-ray第1巻

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