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イラスト素人がイラストレーターになるための学校に通ってみて気づいたこと
初めまして、
FUKU FUKU OFUKU(ふく ふく おふく)と申します。変わったペンネームなのですが、個人的には可愛くて気に入っております。
今回は、イラスト素人が実際にイラストレーターとして働かれているプロの方達からレクチャーしてくださる学校に通ってみてどう心境・イラストに変化があったのかをまとめておきたいと思います。
プロフィール
・肩幅広めな27歳の現役Webデザイナー
・趣味でイラストを描くことが好き
・将来的にイラストレーターを目指している
普段は、下記のようなポップでシンプルなイラストを好んで描いています。
気になる方は、私のポートフォリオサイトをご覧ください。
そもそもなぜイラスト学校に通ったのか
もともと絵を描くことが趣味で、楽しみつつアートイベントなどにも出展していたりしました。お客さんに「可愛い!」と言われることがあり、「いえいえ、そんなそんな...」と思いつつ、すごく嬉しくてもっとたくさんの人に自分のイラストを見てほしいなという気持ちが芽生え、イラストレーターを少しずつ意識するようになりました。
その当時、たまたまイラスト学校の広告を見かけまして、有名イラストレーターさんたちが講師として登壇し自分の作品を講評してくれるということを知り、すぐさま入ろうと思ったのですが東京にある学校で入学を断念しました...。
そして今年、コロナの影響でオンラインコースが開設するという噂を聞きつけ募集期間の初日にすぐさま入学願書を提出しました。(運命)
良いイラストとは何なのか?
個人的に、良いイラストとは何なのかが知りたくてイラスト学校に通った節があります。というのも、イラストレーターの登竜門とされている「ザ・チョイス」「TISの公募」といったコンペに応募しようと思い受賞作品を参考に見ていたのですが全て作品テイストが違いますし、描き手それぞれの感性で描かれていて数学のような絶対的な解がなく戸惑いました。
また、今の時代SNSで誰でも自己表現としてイラストを投稿し見てもらえる機会がある中で商業用としてのイラストとの区別が分からないという疑問点もありました。
ですから正直、どういう基準でこれが素晴らしいイラストなのだろうか...?というイラストド素人すぎてイラストの良し悪しというものが分からなかったんです。
イラストの学校に通ってみての気づき
私が通っているイラスト学校では、毎週先生が変わり週1で課題を出され講評されます。
そのため、先生によって着目する視点が違い色々な視点で自分のイラストを見られます。先生によっては「この絵好きだな〜」とおっしゃってくれる方もいれば「個人的にはこうしたほうがもっと良くなりそう」など講評は様々です。ただ根本的に先生たちがおっしゃっていたのは、
イラストと見る人が上手くコミュニケーションが取れているか
ということでした。
どんなイラストでも、見る側に描き手の意図が伝わり上手くイラストが人とコミュニケーションを図っているかが大切なのかなと思いました。そのため構図を始め、モチーフ、色彩、テイストといった様々な要素を駆使して意図を伝えるよう日々イラストの自己研鑽が必要なのだなと思いました。
学校に通ってからのイラストの変化
イラスト学校に通う前は「なんとなく可愛くなればいいや〜^^」という思うがままに描いていて「構図」や「コンセプト」といったことを意識できていませんでしたし、見る側に"何を伝えたいのか"といったことも考えていませんでした。つまり、独りよがりなイラストだったのだなと気付かされました。
イラスト学校に通ってからは、"何をどうイラストで伝えたいのか"を軸に少しずつ考えられるようになってきた気がします。
例えば、下記のイラストです。
このイラストは、イラスト学校の課題作品です。
お題は「人物やキャラクターを入れずに、事件やストーリーを想起させる」というもの。普段ポップなキャラクターを描いている私にとっては難しい課題でした、ただチャレンジしてみたい課題でもありました。
下記のようなことを意図しながら描きました。
・事件や不穏な感じを表現したい
・ナイフなどの凶器や血が流れているところとかで事件性を表現するよりも、普段身の回りにあるもので事件性を表現したい。だから、花瓶が倒れて水や花が散らかっているところを描いた
・影を落として、人なのか何かがいるところを表現
・右上の窓の外は、暗闇で深い緑の木々たちで夜に起きた事件というのを表現したかった
このように、なぜそのモチーフをこのように配置したかなどそれぞれに意味を持たせながら描けるようになってきた気がしています。構図や、イラストはまだまだ勉強中の身ですが...(汗)
まとめ
イラストの世界に入り込んだばかりで、分からないが多いイラスト素人ですが、もっと自分の世界観を確立し、自分の世界観でたくさんの表現方法を磨いて行けたらなという気持ちでいっぱいです。
全員の先生(イラストレーター)がおっしゃっていたのは「毎日イラストを描くことがイラストレーターになる近道」ということ。現役のプロイラストレーターさんたちは毎日お仕事でイラストを描かれている。それを追いかけるなら、毎日イラストを描くことが大切。私も日々自己研鑽し、プロとして羽ばたいていけるよう頑張っていきたいです。