誰かと比べてばかりいるとしんどくなる
ウソップ⇒ルフィの強さに劣等感
└自分はできないやつと実感ばかりする
└自分はルフィについていくことはできない
└自分に価値なんてない
└ルフィに八つ当たりをしてしまう
⇒一味を抜けることになってしまう
自分よりも優れた人がいるとついついその人と自分を比較してしまい、劣等感を抱いてしまうことってありますよね。人間生きていると誰かと比べてしまう生き物です。ですが、誰かと比較してしまうと苦しくないですか?そして、比較して劣等感を抱き、思ってもないことを言ってしまうそのようなことってありませんか?
言った発言を取り消すことはできません。相手が許してくれてもその発言を相手が忘れてくれることなんてないのです。その言葉に考えがなければない程、突発的に出てしまった言葉ほど相手の記憶に残りやすいものです。
誰かと比較することは苦しい
今日は誰かと比較してしまって苦しくなったウソップから、比較してしまうことの虚しさを考えます。
麦わらの一味は自分たちの船ゴーイング・メリー号の修理のため、船大工のいる町ウォーターセブンに立ち寄ります。前回の冒険で黄金を入手した麦わらの一味は3億円のお金を手にします。そして、現金3億円を持ったルフィ・ナミ・ウソップは船大工のもとを訪ねますが、そのうち2億円を抱えたウソップは誘拐にあい、お金を盗まれてしまいます。
ウソップはお金を盗まれてしまう自分の実力のなさを恨みます。自分以外の人がお金を管理していたら、盗まれることはなかったのではないか。自分の実力不足で一味に迷惑をかけてしまったと感じてしまいます。
所持金が1億円になったルフィ達は船を修理するのではなく、買い替えることを決意します。ですが、実はゴーイング・メリー号はすでにお金に関係なく修復不可能な状態でした。その事実を聞いたルフィは船を買い替えることを決意したのです。
もちろんウソップもすでにゴーイング・メリー号が修復不可能な状態であることは知っていました。ですが、お金を自分のせいで盗まれてしまった。自分の実力不足だという事実を今回の一件で痛感してしまいます。自分の実力とルフィや他の仲間との実力の差を感じ、劣等感に苛まれてウソップはこの時自分の怒りをルフィに八つ当たりしてしまいます。そして次のシーンに繋がります。
この発言は本心ではありません。ですが、この発言からウソップは止まらなくなってしまい、ついには一味をやめると言ってしまいます。
ルフィ達はウソップのことを使えないなどと思ったことなどは一度もありません。ウソップがルフィ達と比較して苦しくなり、一味をやめるとまで判断してしまったのです。
誰かと比較すると苦しくなります。そして、思ってもいないことをつい口走ってしまいます。さらには、時には自分の大切な仲間さえ失ってしまうこともあります。
こんなのもったいないですよね。
なので、誰かと比較することをやめることで、心にゆとりを持たせることが出来ます。
ですが、そんな簡単に誰かと比較することをやめることは、簡単ではないです。なので、明日はもし誰かと比較してしまい自分の思ってもいないことを発言してしまった後にどうすればいいのかをウソップのこの後の行動から考えます。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日の記事をお楽しみにしてくれると嬉しいです!