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SUNABACOでやった写真講座の第3回。たこ焼きが出てくる一般的なプログラミングスクール。
体験してもらった小物撮影
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会場のテーブルをお借りして、撮影セットを組みました。
バック紙のスタンドを立ててバック紙をセット。
LEDライトを上から当てられるようにセット。基本はこれだけ。
「1灯ライティング 物撮り」 とググってみると色々出てきますが、
小さいものであれば、これだけで万能。
見て貰いたかったのはレフの効果。
画用紙を三角に折ってテープで止めたものだけで
かなりの効果があります。
太陽は一つ。影は反射板で明るくする。これが基本。
ライトの位置は?
今回の簡単なライティングでは明かりの位置は
写すものの真上のやや後ろ。ちょっと逆光になります。
手前が影になりますが、柔らかい光なので極端に暗くはなりません。
普段のお食事の時の明かりの様子とほぼ同じ。
テーブルの上に明かりがあって料理が自分の前。大体そんな感じでしょう。
この状態がいちばん撮りやすいと思います。美味しそうに見えます。
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光源の話
LEDライトを使ってる理由があります。
LEDって一つ一つはすごく直進性のある固い光なのですが、
それを平面に100個とか200個とか並べると
面発光に近い状態になります。つまり回り込んで光が当たる。
「柔らかい光」の状態を作れます。
そして、熱くなりにくくて、明るくて、安定してて。
しかも安い。
ストロボにはストロボの良さも当然ありますし、
厳密に言えば、発色(色の再現性)はストロボ(高いやつ)には負けます。
入門用、汎用として物撮りの明かりとしてはLEDで充分なはずです。
目で見たままで色々試せるのは本当に勉強になります。
そして、普通に目で見えてるということは、スマホでも撮影可能。
カメラ位置、アングル、明るさ程度の工夫でかなりいけます。
工夫が大事。
話の途中から
トレーシングペーパーを持ってきました。
忘れてました。
薄い半透明の紙。100均に普通にあります。
これで発光面を覆ってあげるとさらに柔らかい光。
レジ袋でも代用できます。
※発光体は大体熱を持つものです。
本体が壊れたり火が出たりするので充分注意しましょう。
白熱電球、レフ球は特に注意、トレペが触れるだけで燃えます。
カメラポジション
写真を撮る高さによってはそれらしく見えないことがあります。
近いものは大きく、遠いものは小さく写ります。
主に建築、絵の世界で語られるのですが、
「パースとは」でググって見てください。私も大して詳しいわけではないのです。
「これは正方形だ。とか、縦横の比率はこれくらいだ」と頭の中で認識していても、撮影してみると並行なはずの線も比率も違って見えます。
人の目は特に垂直線に対しては敏感なので
被写体の高さの真ん中くらいの高さが自然に見えます。
主に物撮りについての話なのですが
なぜ物撮りでパースの話になるかというと、
被写体(物)とカメラの距離が近いからです。
撮影距離が近いとわかりやすく出てしまう。
被写体とカメラの距離が遠くなれば出にくい
(実は出てるけどわかりにくいだけ)
スマホは結構広角側に振り切っていますので、
ちょっと望遠側で(1.5倍とか)で撮影してみましょう。
一升瓶を撮る
撮影用に一升瓶を持ってきて貰いました。
なぜ一升瓶?と思われたでしょう。
「一升瓶」でググる(画像検索)(sunabacoの講義みたいだ)
写真によっては、かなり印象が変わるのがわかりますか?
2.3本一緒に撮影されている場合の様子は?
瓶に反射している光はどうですか?
一般的にみられてるイメージとは?
自分はどうみているのか?
その差分は何か?
宿題をふるだけふってここの話はおしまいにします。
次回
今回の写真講座のまとめ
「いちばん大事なこと」