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サッカー指導者として飛躍(浦和市立高校)時代23—ブラジル珍道中19

ブラジル20日目、お世話になった「ぼん」のホテルに別れを告げて、2時間かけて中沢スポーツセンターへ移動。草加東の教え子は、あっという間に浦和セレソンボーイズと溶け込んだ。

昼過ぎに中沢スポーツセンターに到着。ブラガンサ・パウリスタのグラウンドで技術練習。カルリーニョスコーチによると、手にテニスボールを持って練習すると、バランスが良くなるとのこと。とにかく手でバランスを取る練習をしろとのことだった。インサイドはアウトサイドと違い、あらゆる場面で使われる技術なのでよく練習するよう言われた。ただ走る練習は全く意味がないので、動きながらコルディナソン(コーディネーション)の要素を取り入れてボールを使ったトレーニングを2人1組、3人1組で行うと良い。ブラジルで行った練習は日本の練習よりサイドステップの入った練習が多かった。

日本人は柔軟性、コルディナソン(コーディネーション)が著しくブラジル人より劣っていると言われた。ブラジル人も以前は木登りをしたり自然とコルディナソンを養うことをしていたが、最近の子はやらなくなったのでコルディナソンのトレーニングが必要だ。

草加東の教え子が翌朝帰ることになり、ノボリゾンチノ(彼の代の草加東キャプテンだった男が所属していたチーム)のユニフォームをもらったのでお返しにハーフパンツとタオルをトロッカした。

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