2024年9月14日(土)ゴッドハンドOTリハビリ15
13:00-14:40滞在
ふくT:T
妻: P
ゴッドハンドOTさん: G
G:いよいよ最後ですね。旦那さん、どうしたの?
T:高崎アリーナの硬いところを走っていたら膝が痛くなってしまいました。普段はなるべく芝生の上を走っているのですが、暑すぎたので。
G:走りすぎたんですね。
P:まだ施設が決まってないんです。
T:デイサービスだとPTのリハビリは1回20分を週2回だけ。
G:とりあえず10月から空いているところでスタートするしかないですよね(9月は医療保険でリハビリしているから、介護保険のリハビリは10月にならないとできない)。
T:少し左膝が曲がっている状態で荷重している気がすけど、膝をロックしたら、また違う効果になってしまう気がする。
G:ロックしないで歩いていたんですね。特に装具をつけないで。退院した頃(3ヶ月前)だと、それだと、凄くリスキーだった。退院した時より良くなっているのは間違いない。そのまま続けたいですね。
T:G先生にこれから見てもらえないと考えると、やや希望が、、、手には、私が家で何かやれることはないのですか?
G:脚は立って歩くだけで、(脳に)情報が入って行って、トレーニングになる。
T:手を動かすのは永久に無理ということではない?
G:足が動いてくると手も動いてくる。発症から時間も経っているし、なかなか難しい。怖いのは関節が動かなくなってしまうこと。
G:肩胛骨を動かすときはカラダを横にして。
T:起こしてやったらだめ?
G:そう。座ってやると肩胛骨を動かす時にカラダがブレてしまう。肩胛骨のお皿をね、持って上下に動かしてあげて。
T:こういう風に持って毎日肩を動かした方がいいのですか?そうしないと固まる?
G:そう。今は思ったよりも肩の動きがあるので。
G:肩胛骨に指を入れて動かして。
T:痛いの?
P:G先生だと痛くない。
G:上腕骨と繋がっているので、こっちから肩胛骨を突き上げるように。肘と手首を持って上げて。ゆっくり上げて下ろす。手が止まったらそれ以上はあげない。
T:手がもっと上に行っても止める?
G:引っかかったら止めましょう。
T:無理やりグイッとやったらダメなんですね。
G:内転は自分の力でできる。
T:内転はずいぶん簡単にできるんですね。
G:内転は、大胸筋も働くので。内旋するので、ちょっと外側に向けてあげて。
T:上腕に力は入るのですね。
G:そう。上腕二頭筋に。
G:電気が来たら左手で手首を持って、右手で肘を持ってアシストしてあげて電動アシスト自転車みたいな感じ。
T:最初からアシストしたらダメなんですね。電気が来たらアシスト。
G:30°上げたくらいで一番力が入る。
T:外旋している時は肩の筋肉を使っているのですか?
M:こっちの裏の筋肉。
T:肘の角度は90°くらい?
G:そう。内旋は得意なので外旋もやってあげて。大胸筋が収縮している時に引っ張ると痛いので、息を合わせて。
G:指はどうしても曲がらなくなってしまう。止まっちゃう。指の可動域制限は一番出やすい。「指を曲げて」と言ってもなかなか曲がらない。指は一番最後(に動くようになる)。指に随意性を出すのは難しいと思う。関節の中にある関節液が固まらないように、時々動かして。関節はグリス(関節液)が関節を動かしてやると新しいグリスが出てくる。関節面はグリスから栄養を取っている。骨の骨膜の関節液から。グリスが切れてしまと骨と骨がくっついてしまう。関節は隙間があるから動く。でも、グリスが切れると、骨と骨がくっついちゃうと骨化が起こる。曲がった状態で動かなくなる。そういう状況になると指が動かなくなる。
T:年寄りが動かないとそうなってしまうのですね。散歩した方がいいんですね。
G:骨折して指が動かなくなって、放っておくと、曲がったまま動かなくなる。
P:うちのお婆ちゃんもそうだった。
G:歩けるくらいまで来ているんで、立つのが基本。立って歩けば手が振れる。
T:足をグリグリとマッサージしていると肘に来ることがあるそうですが。
G:足の動きが脳に伝わって、脳で足と手が連動する。左足やれば左手に力が入る。そういう意味で足の運動が手の運動にもなる。
G:何かあったら、電話でもいいし、ダイレクトに聞いてください。透析に来た時に顔を見せてくれてもいいですし。退院してからも協力できればね。しばらくはこの病院にいるので。
P:先生が訪問リハに来ることはないんですか?
G:今のところ。