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サッカー指導者として飛躍(浦和市立高校)時代26—ブラジル珍道中22
ブラジル23日目、7時半頃、中沢スポーツセンター出発。午前中、リベルタージ(日本人街)のホテルの周りで買い物。
午後は14時に集合し、地下鉄を利用してスタジアムへ。ブラガンチーノvsパルメイラスのブラジル選手権1回戦を観戦。3-0でパルメイラスが勝利。スタジアム入場の際、厳重なボディーチェックがあった。お世話になった日系人の太郎さん曰く、コリンチャンス色の服やサンパウロ色の服を着ていると殴られることがあるそうだ。スタジアムから帰る途中、ショッピングセンターに寄って、サッカーチームの応援歌やサンバのCDを買った。
夜、街に出かけ、寿司屋で寿司を食べたが、醤油が腐っているのかと思った。後で「よく夜にあんな所へ行ったな。外国人が行く所ではない。生きて帰れてよかった」と現地の人に言われた。
昼間、生徒たちは、私の草加東高校の教え子に案内されショッピングしていたが、案内していた当人がひったくりに遭いバッグを危うく奪われそうになったそう。
「日本人は平和ボケしているからスリや交通事故に気をつけろ」と言われた。日本では車と人が衝突すれば圧倒的に車に非があるが、ブラジルではボウっとして轢かれる歩行者が悪いとブラジルに到着した日に言われたのは驚きだった。
翌日の午前中、Republicaへ行って買い物。お土産にミサンガやキーホルダーを大量に購入。午後は記念撮影、その後、アイルトン・セナ(F1レーサー。ブラジルは1994年アメリカW杯で優勝したが、試合前にセナが亡くなってブラジル国民が悲しんでいる映像を選手たちに見せ「優勝してブラジル国民を勇気づけるんだ」とミーティングで伝えたとか)のお墓を訪問した後、モルンビースタジアム(サンパウロFCの本拠地)へ。予約していないと入れないピッチやMonumentへ無料で入らせていただき13分間のサンパウロの栄光のビデオをガイドさんが見せてくれ、おまけにお土産のバッジまでいただいた。
モルンビーを後にして空港へ。長々と手続きをして、やっとパスポート・コントロールを通過して最後の買い物をしようとしたが、まさかのレアル(ブラジル通貨)が使えない。米ドルのみしか使えなかった。信じられない。本当に参った。逞しい生徒は、通りすがりの外国人に話しかけ、レアルを米ドルに換えてもらっていた。