見出し画像

トレーニング2024年12月25日(水)

25日(水)に久々にトレーニング指導をした。数ヶ月ぶりのこと。指導対象は中学生。以前、「あついぞ熊谷TSKカップU-15・16大会」に高校1年生を連れて参加していた際、中学のチームで参加していた顧問の先生が、今から30年近く前、サッカー勉強会でご一緒していた方だったので、試合の合間に教えてほしいと頼まれ、ほんの1時間ほど教えたことがあった。その時教えた生徒さんたちの動きが変わったので、また教えてほしいと、今回頼まれた。

私は20年近く、動作改善のトレーニングを高校サッカー部、高校女子サッカー部、高校ラグビー部、高校柔道部、息子の弱小サッカー少年団のメンバー、ラグビースクールの少年たち、サッカー塾の小学1年生から6年生、レッズジュニア、レッズジュニアユースを対象に行ってきた。

私が指導して、指導対象の選手が、どう変わっていったのかは後にお伝えしたい。

今回、まずはターゲットになる動きをする選手の動画を見せながら解説をした。ネイマール、アザール、アンリ、三笘らだ。動画はなかったが、最近、佐野海舟の動き出しの速さに注目していると話した。

その後の外でのトレーニングは、
①階段トレーニング
 階段を同側感覚(上半身を捻らない)でスキップで昇り、降りは、遊脚(地面に接地してない方の脚)の股関節を外旋(外側に回ること)させながら。昇りの足のつま先を斜めにステップしたり、横向きにスキップしたり等、昇りのバリエーションは変えても、降りは全て股関節外旋降り。
 遊脚股関節の外旋がなぜ大切かというと、遊脚の股関節の外旋をすることによって、重心の移動が速くなるから。一塁から二塁へ盗塁する際に動き出す時に、右脚の股関節を外旋するとより速く動き出せる。
 サッカーで、前にはめっぽう強いが、簡単に抜かれるセンターバックは、動き出す方の股関節を外旋すれば1vs1で簡単に抜かれなくなる。もちろん、遊脚股関節外旋だけでなく、支持脚(地面に接地する方の脚)の膝を抜き(膝カックンのように急激に重心を落とす。重力を利用して)、やや外旋トルク(外旋方向に力が入る)をかけ、接地した足をいつまでも踏みしめていないで、地面反力を受けて、すぐに動かす(言葉で説明するのは難しい)。

② 坂道(スロープ)でのアヒル歩き
 軸を替えながら、遊脚を外旋し、支持脚の膝を抜きながら(言葉での説明は難しい)、スロープを降りていく。平坦な場所でやっているチームや部活を何回か見たことがあるが、あれだと腿前の筋トレになってしまう。
 予想通りだが、ほとんどの子が正しくできない。でも数人は良いフォーム(胸が真っ直ぐ前に向いたまま)で行っていた。

次はいよいよグランドで。続きは次回。

いいなと思ったら応援しよう!