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2024年2月9日(金)腎臓内科医と面会ーー脳出血から105日目

14:05-14:45
Dr.:D ふくT: T
D: 回復期リハビリ病棟(現在は熱があるため一般病棟。リハビリのためこの病院に転院してきたはずなのに)へ移れるか相談中。リハビリ病棟へ移れば今の1.5倍リハビリができるようになる。
D: 透析に関しては問題ない。4時間必要なところ本人の希望で3時間に減らしている。
T: 3時間に減らしてほしい理由は何ですか?
D: 長い時間じっとしているのが辛いらしい。あまり長いこと3時間以上透析を続けるのはお奨めできない。
腹水貯留について
D: 肝臓、脾臓の周りに水が溜まっている。本人に「前の病院では、動いていた人が動けなくなると、水が溜まることがあると言われた」と言われた。10年前に乳癌の手術をしている。胃癌は5年で大丈夫だが、乳癌の場合、10年、20年経っても転移の可能性がある(妻はクリニックに定期的に検診に行っていたと思うので大丈夫だと思うが)。だからお腹の水を50cc(3ℓ溜まっていると思われる)取って検査したい。あまりにお腹の痛みがある場合、2ℓ−3ℓ取れば楽になる。水に栄養もあるので、あまり頻回に抜くと衰弱が進んでしまう。
D: 今日か来週水曜日に水を抜きたい(今日15:30に抜くことになった)。

カルシウム濃度について
D: 血液のカルシウム濃度がよろしくないレベルまで高い。凄く上がると、脳や神経に影響がある。脳出血で動けなくなったためカルシウム濃度が上がった可能性もある。他の原因も調べるため血液検査をしている。まだ全部結果が出てない。
D: サルコイドーシス(原因不明の病気)、結核、ガン、特殊な白血病の可能性もあるし、調べても分からない可能性もあるが、特殊な血液検査をして調べている。
D: カルシウムを下げるために乳製品を控えてもらいたいが本人は嫌がっている。
T: 乳製品を控えるのは何ら問題ない。
D: 骨のカルシウム溶出を抑えるための薬(骨粗しょう症の薬)を今朝飲んでもらった。もし効き目がなければカルシウムを下げるためステロイドを使う。

造影剤を使ったCTについて(今日17:00に撮る予定)
D: 造影剤を使ったCTを前の病院で12月に撮ったが、異常はなかったようだが、その後変化があるか見たい。
D: 造影剤はリスクもある。体が熱くなる。痒くなる。
D: 10万人に1人とか100万人に1人に出る重い副作用もある。
D: 感作(かんさ)といって花粉症のようにアレルギー症状が出る可能性はゼロではない。

視床痛について
D: 麻痺側の痛みは視床痛の可能性がある。脳の視床は痛みの感覚の通り道で、痛みの原因が手足にあるわけではないが、辛い思いをする患者がいる。

介護保険について説明14:50-15:15
ソーシャルワーカー:S
ふくT:T
妻:P
S: 回復期病棟に移ったら家に帰る準備をしないと。介護度が低くなる前に準備。介護度が高いと使えるサービスも多くなりメリットある。
S: 代行申請をしてもいい?
T: よく分からないので、ぜひお願いしたい。
S: 認定調査の人が市役所から来る。主治医意見書必要。認定までおよそ1ヶ月かかる。
S: 全部で7段階。要支援が2つ。要介護が5つ。
P: まずはベッドが必要。
S: トイレの手すりはレンタルもある。
S: ここの病院だと自宅への透析の送迎はないので、系列の病院なら送迎している。
T: そこの病院でもいい?
P: 考えておく。
S: 認定の立会いの必要はない。
P: 息子(県庁職員として生活保護担当だった)が認定についてはよく知っているだろうから聞いておいて。
T: 分かった。

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