サッカー指導者として飛躍(浦和市立高校)時代11—ブラジル珍道中7

ブラジル5日目、まさかの発熱(窓がない網戸だけの部屋で寝て寒くて仕方なかった。後にシーツに包まって寝ると寒さをしのげるとアドバイスされる)。通訳さんに医者に連れて行ってもらった。明日になっても調子が悪かったら尻に注射を打つと女医さんに言われた。何としても熱を下げねば。

宿舎のトイレは大勢の若者が使い、例によってトイレットペーパーは使用後に流さずに便器の横のビニール袋に入れるだけ。東福岡の志波先生の奥様が「海外旅行代わり(部活でほとんど夫婦で旅行なんてしなかったでしょう)」に来られていたが、毎日トイレ掃除をするハメに。「もう2度と来ない」と話されていた。

午前中、東福岡、前橋育英、矢板中央(現在はプレミア、プレミア、プリンス)でミニゲーム大会。セレソン浦和は最下位。優勝は東福岡。全員が堀之内聖でも勝てないかもしれないと思うほど東福岡は強かった。2年後に本山雅志選手を擁して高校三冠を達成した彼らだから当然か。

19時半から試合vsヴィトーリア。後発組の浦和高校、浦和南高校の生徒を中心のメンバーで1-8の敗戦。あまりの差に呆然。

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