2023年11月29日(水)脳出血から33日目

14:05-15:50滞在
・入室直後、目が開いていて、まばたきしているのを初めて見た。
・まずは応援メッセージを聞かせながら足ユビマッサージ。反応はあまりなし。
・今日は透析もないし反応が凄くあることを期待したが、ほとんどの時間寝ていた。
・最初の10分ほど、「起きたい」と言っている気がしたので14°から40°までベッドを起こした。その後「トイレ行きたい」と聞こえたので、看護師さんを呼んだが、予想通りトイレに行くことはできるはずもない。オムツを交換してくれと言っていたのかもしれない。
作業療法士さん(凄く感じのいい人。かなりの時間話した)とのやり取り
・まずは座る練習。首が座っていないので、背もたれがないと座れない。
・足の裏を地面に着くことによって覚醒を促す。座ることの効果は大きいらしい。
・最近は「名前言えます？」と言うと名前を言ってくれる(看護師さんたちにはこの反応を示さないらしい。なぜかわからないが)。
・「右膝伸ばして下さい」と言うと伸ばす。
・鼻に栄養剤の管が入ってない時はベッドを起こしても大丈夫。管が入っている時に起こして寝かせると気持ち悪くなる時がある。
・右腕はリハビリ入った時から動いていた。
・鼻の管がなければ手を固定しなくていいのだが、右手は動くので、外してしまう恐れがあるので固定している。管が外れると本人がまた苦しい思いをする。
・鼻から胃へ栄養を入れられることはいいこと。点滴で栄養を摂るよりも胃へ入れる方がいい。その後、言語療法士の判断になるが、トロミのある食事を摂れるようになるといい。
・直接胃に入れない期間が長いとよくないと看護師に聞いたそう。
・昨日は声をかけたら少しだけ自力で首を上げることができた。最初はできなかった。脳の影響。
・元々はチクッと反射の動きで反応するくらいだったが、最近は声をかけると目を開ける。覚醒が良くなっている。
・腹筋をはじめ体幹を鍛える必要がある。私が「陸上で円盤投げていたので、いい腹筋を元々持っているはず」と話したら「運動していた方はゴールが高い。若いので歩けるようになりたいですよね」と彼女。
・「その方にもよるが、同じくらいの年齢で、左側が全然見えなかった人が、今は歩く練習ができている」とのこと。
・座るだけでも全身に刺激が入る。背もたれがある車椅子から端座位練習。端座位の方が腹筋が必要。腰掛けることが実はすごいことなのだと分かった。
・メンソレータム薬用クリーム塗っていいか聞いたが、呼吸器系の患者さんは塗っている人いるけど、、、脳神経外科の病棟は割と厳しそう。
・爪が切れてないのでお願いしたところ、看護師さんに伝えておくとのこと。
・装具をつけて歩いて食べれるくらいになったらいい。

看護師さんとのやり取り
・抗生剤は9:00と19:00に点滴で入れている。
・熱は37℃台。
・お口がきれいになっていると言われたが、確かにきれいになってるように見えた。
・目の前で爪を切ってくれた。
・作業療法士さんには話しかけてくれると伝えたら「私たち看護師にはあまり話しかけてくれない。追視、目で追ってくれることはあるが」とのこと。
・「痒くなくなったみたい。旦那さんの保湿クリームのおかげですね」
・「目が開くようになって美人さんだと分かった」と彼女。聞こえているかな？