トレーニング用語②
第2回は地面反力(じめんはんりょく)または床反力(ゆかはんりょく)
人が地球(地面や床)を押(お)す力と全(まった)く逆向(ぎゃくむ)きから同じ力で押し返(かえ)す力が発生(はっせい)しています。これを地面反力(じめんはんりょく)または床反力(ゆかはんりょく)といいます。
この反力(はんりょくの)をスポーツに応用(おうよう)します。
膝(ひざ)を抜(ぬ)くこと(膝カックン)によって、一瞬(いっしゅん)からだは宙(ちゅう)にうきます。すると、重心(じゅうしん)は突然(とつぜん)下がります(※神の手作業療法士さんによると、筋肉を緩めないと上手く重力を利用できないそう。歯を食いしばって力むとダメなのだと思う)。そして地面(じめん)に足がついたときに地球から反力(はんりょく)を受(う)けます。
膝を(ひざ)を抜(ぬ)いて宙(ちゅう)に浮いて足が地面(じめん)につく前(まえ)に、COGとCOPをずらす(ラップの芯がななめになる状態)ことによって、反力(はんりょく)を利用(りよう)して速(はや)く動(うご)き出すことができます。
膝抜(ひざぬ)きについては、次回(じかい)また詳(くわ)しく説明(せつめい)します。
では、また。