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部活動地域移行の背景と効果
私のnoteでは部活動地域移行について、学校の部活動の現状や私の考えなどをたくさん投稿してきました。ありがたいことに数少ないスキを頂いたり、アクセス数も右肩上がりでこんなに見られてるだと正直驚いています。
今回はたくさんの記事を書いた私の振り返りと部活動地域移行の背景や効果などをお送りします。
記事を書いてみて…
私は学校の教員でも生徒の保護者でも、指導員でもない、普通の会社員で、中学生の頃に吹奏楽部で活動していた経験があります。部活動の経験談などを取り入れたり、たくさん情報収集して、記事を書いていた。
そんな私の記事見られるかなと不安な気持ちでしたが、自分の経験からの考えが説得力のあるものになり、部活動地域移行についての知識や情報をまとめたことで、学校の部活動や地域移行に悩んでいる方の目に留まり、アクセス数向上に繋がったと感じていて、とても嬉しい。
ただ少し勉強不足だった…。
部活動地域移行や部活動廃止についてはWebサイトでリサーチしたり、他の方のnoteを見たりしていたので、たくさん情報収集していたが、果たして部活動地域移行はどんな効果をもたらしているのか、地域移行した学校の背景などを把握できてなかった。
部活動地域移行には教員の負担が減る、少子化問題で、学校の部活動を無くそうとしていますが、部活動を経験した私にとっては部活動は熱中できて仲間と切磋琢磨できること、失敗や挫折、成長できた経験があるからこそ、部活動は無くしてほしくない、地域移行はうまくいかないと何度もnoteで思いを綴っています。そういうマイナスなイメージしかなくて、地域移行した背景を見てみたいと思い、ニュースの特集などをYouTubeで見ることにした。
学校の部活動の今の現状。
県や地域、学校によっては、部活動を完全に廃止して、地域の団体に地域移行しているところもあれば、部活動を学校の教員が教えることが減り、部活動指導員や外部指導者を委託して部活動を継続している学校もある。
来年度までに全国で地域移行させようと国や教育委員会は動いていますが、指導者や地域団体の受け皿不足や、経済的なこと諸々、不可能だ。
動画を見て…
今回こちらの動画を見させて頂きました。
上の動画は学校の部活動と地域の団体(吹奏楽団に所属しているなど)と地域移行している動画で、下の動画は外部指導者を委託して部活動を継続している動画だった。
地域移行も、部活動指導員や外部指導者を委託して部活動を継続させるのも、生徒には戸惑いを感じてると思うけれど、意欲的に部活動に取り組んでいる姿が見られた。
部活動を継続させたほうが効果は期待できる。
経歴が長く、ベテランな指導者に指導してもらうことで、専門性の高い指導が受けられると生徒には好評だった。指導者とも親しくなり、楽しく部活動に取り組んでいる姿が見られた。教員も授業やテストの準備、事務作業などの本来の業務に集中できると話している。
地域移行されるよりかは効果は期待できるだろう。
部活動を教員が教えることにハードルが高いことも…。
部活動の顧問に配属されるとき、必ず希望通りになるわけではない。学生時代は野球やっていたけど、経験のないサッカー部の顧問になってしまったという教員も多いのではないでしょうか?競技について1から勉強して、指導したり、技術指導はできず、生徒を見守ることしか難しいことも…。そんな教員にとって、部活動指導員や外部指導者は大きな存在だ。
最後に…
教員の皆さんには感謝の気持ちでいっぱい。
私は小中高と学校を卒業して、今は社会人として働いていますが、大人になってから、学級担任でクラスを受け持ってクラス全員をまとめたり、授業やテストの準備をして、教壇に立って授業をしたり、部活動では顧問として見守ってくださり、時には厳しい指導をしてくださったり、悩んでいた時に親身になって話を聞いてくださったり、教員の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。生徒のお手本として、1人1人個性豊かな生徒たちと向き合って、成長させてくれたことに頭が下がらないです。
部活動地域移行は悪いところばかりじゃない。
今まで私は部活動地域移行については、反対意見でどうせうまくいかないと感じていましたが、学校の部活動に縛られず、子どものやりたいことが選べる、やりたい子はやればいいしやりたくない子はやらなくていいという強要されないことは良いなぁと感じた。
ただ子どもの居場所を確保して、成長の機会や経験を作る、学校を学習塾のような居場所にしないことがとても重要だと感じた。