見出し画像

受け型ヒスイゾロアークVstar【完全版】

どうもふくさんです
今回は最近使用していた受け型ヒスイゾロアークVstarを紹介したいと思います。

今回の記事に対して質問等ございましたら自分のTwitterまたはこの記事のコメントの方までお願いします

余談ですがこのデッキを友人かラッシュCSにて使用しました

1.ヒスイゾロアークの長所と短所

ヒスイゾロアークの最大の長所は2エネでVstarを軒並み一撃で倒せる点です。

ヒスイゾロアークはワザ 「のろいをきざむ」で最大300ダメージを叩き出せます
さらにワザに必要なエネルギーはダブルターボエネルギー1枚で賄うことが出来ます

また、ダブルターボの-20があったとしても合計は280なのでVstarを気絶させるのには十分なダメージとなります

逆に短所はダメージを出すのに要求札がそれなりに必要である点とダメージを出すためには展開が必要となる為パルキアのダメージが基本最大となる点です。

ゾロアークで最大火力を出すには場のポケモン全てにダメカンが乗っている必要がありダメカンを乗せるために「ダメージポンプ」又は「大口の沼」が必要となります
その2枚のうちどちらかがないとダメージを広げることが出来ません
ダメージポンプは場に既にダメカンが乗っているポケモンが居ないと使えないのでゲンガーなどと組み合わせる必要があり
大口の沼はベンチにポケモンを手札から置かないと効果が無いため大口の沼を引くまでベンチ広げ過ぎることが出来ないなどと
それなりに要求があります

また、例えダメカンが場のポケモン全てに乗ったとしてもそれはベンチを最大まで広げることになるので現環境のTOPのパルキアの打点補助となってしまいます。
さらにダメカンが1個乗ったゾロアークVstarのHPは260なのでパルキアのワザの圏内となってしまいます。  

まとめるとヒスイゾロアークは少ないエネで高火力出せる反面ワザの要求がそれなりに高く環境TOPのパルキアのワザとの噛み合いが悪いポケモンということになります。

2.デッキについて

上記した通りヒスイゾロアークは要求がそれなりに高くパルキアとの噛み合いが悪いポケモンですが、そこのケアさえ出来れば高火力を押し付けることの出来るデッキとなります。

そこで私が作った構築がこちらになります。

ビーダルを採用せずにネオラント、クロバットで回すタイプのゾロアークをベースにしてミュウやかがやくサーナイト、ツールジャマーを採用しているのが特徴です。

ミュウはボールに触る事で展開をアシストしたり、ダメージポンプに触ることで打点を伸ばしたりと1枚でやれることがとても多く強い1枚です。    

実際ビーダルと役割は似てますがビーダルだと手札を減らさないと使えずに手札を0に出来たとしても上から見れる枚数は5枚なうえさらに進化が必要です
一方ミュウはたねポケモンで見れる枚数は6枚でグッズのみと言えど大きく差別化が出来ます

かがやくサーナイトは特性「じあいのヴェール」によって相手のポケモンVから受けるダメージを20軽減することが出来ますこの20軽減がとても大きく試合に影響を与えます。

例を挙げるとパルキアVstarの「あくうのうねり」の最大ダメージが260でダメカンの乗ったゾロアークのHPが260な為一撃で倒される所を240ダメージになることでゾロアークが一撃耐えることが出来るようになります。

雪道があるとサーナイトの特性が消されますがその際は相手の要求が増えることになり
そもそも相手は途中で雪道を切ることになるため終盤での雪道ツツジの可能性が少し減らすことが出来ます。

他にはミュウVmaxの「テクノバスター」が210ダメージで「パワータブレット」が2枚あると270ダメージで一撃で倒される所が250ダメージになるため一撃耐えることが出来るので相手のパワータブレットの要求枚数を1枚多くすることが出来ます。

このように環境上位のデッキに対して攻撃を一撃耐える又は倒すのに必要な要求を増やすことが出来るので最初に説明した耐久面での難点をクリアしたことになります。

ツールジャマーは相手のベルトやお守りを無効化することで相手側には要求を増やし自分側には要求を減らすことの出来るカードとなります

実際サーナイトのみではベルトパルキアの攻撃を受けきる事が出来なかったので必須だと感じています。

このデッキにはこだわりベルトが不採用となっていますがその理由としてはこだわりベルトが必要と感じた対面がほぼ無かったからです。

確かにミュウにはダブルターボゾロアークの最大打点の280+30で310ダメージを出せますがオドリドリがベンチにいるだけで倒すことが出来なくなります。

「かがやくルチャブル」が採用されていれば340になり倒せますがそれだと対パルキアの勝率が落ちることになります 

現環境ではミュウなどのVmaxよりもパルキアなどのVstarの方が対面することが多くベルトの必要な対面が限りないことそもそもボスで後ろのゲノセクトやミュウVを三体倒せば良いだけということ
以上よりベルトは不採用となりました

また他の特徴としてやまびこホーンの採用がありますがこれはミルタンクやジュラルドンVmaxの対策となっています

他のゾロアークデッキでのハピミルやアルジュナの対策としてはキャンセルコロンがメジャーですが私はキャンセルコロンその場凌ぎでしか無く明確な対策とはなってないと思います。
理由としては一般的なキャンセルコロンの採用枚数は1~2枚ですがそれではミルタンクを倒せるのは1~2体が限度でそこからのサイド4枚を取る中でミルタンクの3枚目が出てくると厳しくなる上場の展開途中でキャンセルコロンを捨ててしまった場合は尚更厳しくなります。

ジュラルドンに対してもゾロアークの一般的な最大打点はダブルターボ+ベルト+ルチャブルの340ですが大きなお守りが付いたジュラルドンのHPは360であり攻撃を耐えられてしまいますジュラルドン1体の突破にキャンセルコロンを2枚使用するのはミルタンクの時と同様に厳しい展開を強いられることになります。

一方やまびこホーンであればハピナスやアルセウスVを場に無理矢理出すことが可能でありそこから2-2-2でサイドを取りきることが出来ます。

また、他のデッキに対しても使用機会があるのも利点です例えばゾロアークの打点で正面のポケモンが倒せない時にトラッシュから倒せるポケモンを出してボスと合わせてサイドを取ることや相手が使用しないからとトラッシュに捨てたマナフィなどのシステムポケモンを場に出す事で相手のベンチを制限することも出来ます。

苦手なレジギガス対面にしても既に場に出ているレジを場に出せば相手は回収ネットが必要となるので要求を上げることになります。

このようにキャンセルコロンよりも明確にハピミルやジュラルドンに対して勝ちのプランを立てることが出来他のデッキに対しても役割を持てるので今回はやまびこホーンを採用しました

ですが、この枠に関しては自由枠に近いと思ってるので使っていて欲しいなと思ったカードを採用してもらって結構です。
実際友人はやまびこホーンの2枠をビーダルラインにして安定感を上げていました。

友人がラッシュCSにて使用したゾロアーク

回収ネットはミュウの使い回しがメインですがベンチを開けることで正面を倒すのに火力が十分な場合はベンチを開けることでこの後の展開をしやすくしたりパルキアの打点を下げたりなどの使い方もあります。
ダメカン乗ってない非Vを回収してもう一度出して沼でダメカンを乗せるみたいなことも可能です。

3.基本の立ち回り

基本は2-2-2のサイドプランでゲームを進めます

先行の時はゾロアークVを場に出すことを最優先としますゾロアークを場に出すことさえ出来れば次ターン以降「ファントムスター」からの展開も見込めます。

後手の場合ベンチにゾロアーク前にディアンシーを出して1ターンを作り出します。

パルキア対面はパルキア3体倒して勝ち切ることを目指します
途中どこかで1度ゾロアークがパルキアの攻撃を耐えることが出来ればダブルターボの付いたヒスイゾロアークを2体立てることが出来るので相手のツツジに対して強くなります。

ミュウ対面は基本ミュウVmaxは無視してミュウVゲノセクトゲノセクトで勝ちきります。
そのためバトル場にいるヒスイゾロアークにはダメカンを乗せる必要は基本ありません。

アルセウス系統のデッキに対してはアルセウスの攻撃はゾロアークが耐えられる上返しで一撃で気絶させられるので特段気にする必要はないと思います。

ハピミルに対してはハピナスを倒した後そのハピナスをやまびこホーンで呼んで倒すことを2回繰り返すことを目標とします。
また、サーナイトのワザはダブルターボが付いてなければ「素点70+相手のエネの数×20」なのでエネが2つ付いたミルタンクを倒すことが出来ます。

アルジュラもエネ加速をするアルセウスを倒した後やまびこホーンで呼んで倒すを繰り返します。
ジュラルドンがVのときにボスで倒すことが出来ればやまびこホーンの必要枚数が減るので積極的に狙っていきましょう

全ての対面に言えることですが大口の沼がない時は無理にベンチに広げずゾロアークを出すだけに留めておきましょう次ターンに「ファントムスター」からドローを広げることが出来ます

4.ビーダル軸でない理由

自分のゾロアークがビーダルを軸にせずクロバットなどで回す型にしたのにはゾロアークのコンセプトとビーダルというポケモンの噛み合いが良くないと感じたからです。

このデッキは基本大口の沼が場に出ていない状態で展開することは望ましくありません。
そのため大口の沼を引いてくる必要がありますがその為にビーダルを立てるのはあまり強いと思えません。また、ビーダルの進化ラインが不純物となる可能性があり1ターン目での展開力を下げる恐れがあり沼以前にゾロアークが出せない可能性もあります。
ミュウならば出して即特性でグッズに触れる為1ターン目のゾロアークを場に出せる確率が上がります。
上述の通りゾロアークさえ立てば「ファントムスター」から無理矢理広げることが出来ます。

しかし、ビーダルには雪道ツツジに対しての耐性を強くするという意味合いがあります。
ですが、そもそもこのデッキは2-2-2で取りに行く前提のデッキでありツツジが打たれる可能性は基本1度です。
さらに大口の沼が4枚入ってる上ミュウからボールでクロバット等にも繋がりやすくなっているため雪道などの終盤よりも初動の方が重要だと判断しました

また、ダブルターボが付いているゾロアーク2体いればツツジの返しでそのまま殴って勝つことも出来ます。

まとめるとビーダル型は初動が弱くゾロアークは初動が大事だと感じた上終盤には盤面さえ固めて置けばツツジを打たれても十分返せると判断したからです

5.終わりに

今回はヒスイゾロアークVstarのデッキを紹介させて頂きました

ゾロアークは瞬間の爆発力が高くエネも軽いためとても使いやすいデッキとなっています
そして何よりカッコイイです。

このデッキはパルキアには結構強く組んであるのでよかったら使用して頂いて感想とおきかせくださると幸いです。

最後までご覧いただきありがとうごさいました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?