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APS-C最広角にして軽量コンパクト、XF8mmF3.5発表!

2023年5月24日18時よりYouTubeプレミアム配信された、FUJIFILM「X Summit BKK 2023」。

この中で、新しいカメラ(敢えて伏せます)とともに、新しいレンズ「XF8mm F3.5 R WR」が発表されました。

XF8mmF3.5 R WR
(富士フイルム公式サイトのニュースリリースより)

そもそもこのレンズ、2021年に開発発表され、以降より「Xシリーズレンズ ロードマップ」に掲載され続けていたモデルです。
待つこと約2年、ようやくベールを脱いだこのレンズはとにかく「最広角にして軽量コンパクト」。

超広角レンズは私にとって常用レンズの一つなんですが、とにかく大きくてやや重いズームレンズしかありませんでした。
それが、敢えて単焦点したことで、どこへでも気軽に持ち出せるくらいになったのです。
これがどれだけのメリットをもたらすのか。
とにかく、下の比較表をご覧いただければ一目瞭然です。
(XF8mm、ズームレンズのXF8-16mmF2.8とXF10-24mmF4の3本)

引用元
XF8-16mm/XF10-24mm 「かめらと。」様
https://camera10.me/eq/compare/lens/?id=1152968690,1528742922

XF8mm 富士フイルム公式サイト
https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/lenses/xf8mmf35-r-wr/specifications/

スペック表からしか印象を述べられないので残念ですが、
とにかく軽量コンパクトなだけでなく、最短撮影距離が18cmとマクロに近い撮影ができることも大きな特徴といえます。
実際、既存の超広角ズーム2本でもハーフマクロとして使えるのに、更にマクロのように使えるのは個人的に嬉しい性能です。

AF駆動方式についてはどこにも記載がなく、なんとも言えません。
ただ、公式サイトに「最速レベルのAF」という記載があることから、個人的にはステッピングモーターなのではと思っています。

更に、絞り羽根の枚数でもXF10-24mmより2枚多い9枚。
円形ボケがより綺麗に出せるものと思われます。

拙者所有のXF10-24mmF4 R OIS
(装着ボディはX-T2)

超広角レンズは扱いが難しい分野です。
それでも私は、広大な風景の表現、狭いスペースなどでのイベント・スナップ等の撮影にはかなり重宝しています。
しかし、超広角ズームの最大の難点は、フィルター系がとにかく大きい。
XF10-24mmでφ72mmあります。ボディが小さい機種の場合、底面が浮くくらいアンバランスです。
さらにXF8-16mmは特殊すぎますので、レッドバッジという高性能を抜きにしても扱いづらいくらい(汗)

それだけ、XF8mmは楽しみにしているレンズです。

新機種発表直後の恒例?「供給の遅れ」はわかっているので、しばらく様子見とします。
が、ズームレンズの有り難みの点から、手持ちのXF10-24mmを手放すつもりはありません(笑)

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