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キヤノンフォトサークルの製品モニター、すべてEOS Rシステムへ

私はキヤノンユーザーであり(ボディ2台、レンズ5本)、会員制のサークルである「キヤノンフォトサークル」(以下、CPC)に入会しています。
会費は年間5,500円(税込)で、有効期間内にメンテ・修理代の割引、フォトコンテスト、製品モニターなどの特典があります。
そして、毎月このような冊子が自宅に届けられます。

キヤノンフォトサークル会員限定の月刊誌
毎月下旬ごろに自宅へ届けられる

製品の詳細な紹介、カメラマンによる写真のエピソード、撮影方法など、初心者でもわかりやすく書かれています。
キヤノンユーザーの方にはぜひ入会し、活用していただければと思っています。

で、今回は毎月読んでいるCPC冊子の内容の一つ、製品モニター募集について異変がありましたので紹介させていただきます。

製品無料モニター(抽選)について

CPCでは、会員限定で主要のカメラボディ・レンズを無料でお試しできる製品モニター募集を行なっています。
募集は毎月行なっており、抽選で1〜5名が2週間自由にお試しできます。
なお、お試し後はCPC事務局からのアンケートに回答する必要があります。
実際、私も昨年にEOS R5をお試しさせていただきました。

私がお試しさせていただいた製品モニターの一つ
EOS R5 + RF24-105mm F4L IS USM

この無料製品モニターは、主にハイアマチュア向けのボディ・レンズがラインナップされ、毎月抽選で数名がお試し可能です。
主な機種を挙げると

  • EOS R5

  • EOS R6

  • RF70-200mm F2.8L IS USM

  • RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM

  • EOS 5D Mark IV

  • EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM

  • TS-E24mm F3.5L II

  • EOS M6 Mark II

というように、一眼レフ・ミラーレス問わず多彩なラインアップがありました。
キヤノンとしては、抽選制でありながらCPC会員向けに手厚い特典を設け、
会員へは製品知識や購入意識へのつながり、メーカーとしてはさらなるユーザー層の強化へとつなげているのだと思います。
(もちろん、プロ向けにも別にモニターがあります)

新しくラインナップに加わった機種

そして6〜7月号にかけ、以下の製品がラインナップに加わりました。(すべてEOS Rシリーズ)

  • RF16mm F2.8 STM ※1

  • RF100-400mm F5.6-8 IS USM

  • RF85mm F2 MACRO IS STM

  • RF100mm F2.8L MACRO IS USM

※1:6月号で新しく追加された製品

レンズに至ってはほとんどがLレンズであったため、廉価版(いわゆる銀ハチマキ)も追加になったのはいいことだと思います。
最近の高価格化を考えると、お試し〜購入の敷居が低くなり、購入へのつながりができることでしょう。Lレンズだけが全てではないのです。

リストから外されたEF・EF-Mシリーズ

一方で、製品モニターのリストから消えた機種があります。
それが主にEFもしくはEF-Mのシリーズです。(一部EOS Rシリーズ含む)
わかっているだけで、以下の機種がリストから消えました。

  • EOS 5D Mark IV

  • EOS M6 Mark II

  • EOS R

  • EOS RP

  • TS-E24mm F3.5L II

  • TS-E50mm F2.8L マクロ

  • EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM

詳しくはわかりませんが、キヤノンが今後EOS Rシリーズ拡充というのもあり、一眼レフ(EF)および小型ミラーレス(EF-M)は一切ありません。
現在、RFレンズにはフィッシュアイ・アオリレンズが存在していないため、どのボディでも無料お試しはできなくなりました。
さらに、初代EOS RおよびEOS RPも、モニターのラインナップから消えていました。

これはフィッシュアイレンズ・アオリレンズがディスコン=製造終了が近づいているのかな、と。
さらに、今後発売される「EOS R7」「EOS R10」といったAPS-Cミラーレスも関係しているのではないか、とも思っています。
※あくまで個人の感想です。

最後に

ユーザーの敷居を低くしながらも、急速に先進性と手軽さの両方を実現させてきたキヤノン。
EOS Rシステム拡充の勢いの中で、CPC冊子を読んで製品の知識や今後のキヤノンの動向を掴んでいく必要を感じています。

私にとっては複雑かつ不安ですが、今後移行の必要がくるであろう時期を見ながら、業務で使用していこうと思っています。

お読みいただき、ありがとうございました。
よろしければ「スキ!」、もしくはご意見・ご感想などお寄せいただけると嬉しいです。

私自身の作品づくりはもちろん、カメラや写真の明るい未来を信じて活動します。 いただいたサポートは、喜んで有効に使わせていただきます。