新製品発表の影で…キヤノン、相次ぐ発売延期・納期遅延
昨今の半導体不足など、社会情勢の不安定はまだまだ続く。
キヤノンでは3月9日付のニュースリリースにて、新製品の出荷遅延および発売延期が発生している状況と発表しました。
【カメラ・レンズ】
EOS R6 Mark II
EOS R7
EOS R8
RF400mm F2.8 L IS USM
RF800mm F5.6 L IS USM
カメラ&レンズは出荷にしばらくの期間を要するものの、順次出荷するとのこと。
いつになるかわからないが、手に入ると保証できる範囲でしょう。
しかし、一番の問題は昨年11月、「2023年3月発売」とアナウンスされていたこちらの製品です。
スピードライトEL-5の発売が「今年の夏頃」に延期となった模様です。
キヤノンのスピードライトは、"純正"の機種では「EL-1」のみ。
それも価格が11万円するというモンスターマシン。
(とはいえ、ガイドナンバーはEL-5と同じ60の性能を持つ)
※新型スピードライトEL-5は、新型のマルチアクセサリーシューを備えたEOS Rシステムのカメラのみ対応
(EOS R3 / R7 / R10 / R6 Mark II / R8)
前モデルの「600EX-II RT」はすでに生産終了となり、量販店や中古店での入手は不可。
それより小さいものだと、「430EX-III」が辛うじて一部量販店で在庫があるのみ。(ただし、業務で使うには光量不足)
EFシステムおよび初期のEOS Rカメラでは、対応できる純正ストロボの選択肢がほとんどありません。
価格や性能・サイズを考えるともう、完全に同等の社外品を選ぶしかありません。(Profoto、GODOXなど)
私の周辺でもEFを使っている人が多く、寿命などによる買い替えは難しい。
このまま、半導体の生産および供給状況が改善されるのを待つしかないのか…
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