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EOS 5D Mark III、3月末でメーカー修理受付終了

キヤノンのフルサイズ一眼レフカメラ、EOS 5D Mark III(以下5D3)が本日(3月末日)をもってメーカー修理の受付が終了します。

キヤノン専門メンテナンスショップ「PDA GALLOP」様のFacebookより

☆今月末で5DmkⅢのメーカーサポートが終了します!   再度の告知となりますが、"名機"...

Posted by 株式会社 PDA GALLOP on Wednesday, March 20, 2024

2012年3月に発売されたフルサイズ機「5D」シリーズの3代目。
幅広く愛された名機の一つです。
前代の2代目(2008年11月)も名機で、現在もアマチュアカメラマンにも愛好されています。(ただし、メーカー修理はすでに終了)

前代から3年半が経過したこの機種は、画像処理エンジンがDIGIC  5+。画質・性能の向上はもちろんのことなんですが…
一番の大きな変更点である、記録媒体がSD+CompactFlashになったのは嬉しいこと。
RAWとJPEGの分割記録、メディア2枚にわたる連続撮影など、長時間の大容量撮影にも対応できたものでした。

この 5D3にもたらした影響は大きく、これからの派生機種も2機種(プラス1機種)登場しました。
まずは、2015年に発売された約5,060万画素フルサイズCMOSセンサーの「EOS 5Ds」「EOS  5DsR」の登場。
当時5000万画素センサーは画期的でしたが、高画素故にプロでも難しいといわれたほどの機種でもありました。
この前年(2014年)には、これをベースとしたAPS-C機「EOS 7D Mark II」も登場。
センサーとシャッター関連を除けば筐体がほぼ同じなので、初代7Dからは性能も記録媒体も良くなったほどです。

2016年に4代目が登場することになりますが、3代目のこの機種もプロにとっても、ハイアマチュアにとっても愛されたフルサイズ機と言えるでしょう。

ミラーレス機(RF)拡充のこの時期において、残念ながら一つの時代が終わろうとしています。
「5」の称号でも、ミラーレスとは全く違うものではありますが、キヤノンの技術力の賜物であることは間違いありません。

お読みいただき、ありがとうございました!

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会場カメラマン・ナベゾー
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