需要がある限り、キヤノン一眼レフの生産は続く
私は業務において、キヤノンのデジタル一眼レフカメラ2台(EFマウント)及びレンズを使用しています。
その私以外にも多数の一眼レフユーザがいますが、その方々にとって一安心できるであろう話題です。
10月15日付の「とるなら」さんにおいて、海外におけるキヤノンへのインタビュー記事が掲載されました。
その中で、デジタル一眼レフ(EFマウント)の現状について言及がありましたので紹介いたします。
原文はこちら(フランス語)
実際、私がお世話になっているスクールフォトグラファー及びスタジオ様のほとんどは、一眼レフユーザです(一部ミラーレスのユーザあり)。
一眼レフを使い続けている理由は、製品価格の上昇よりも「信頼性」。AFなどの機能面における不安など。
ニコンにしても、フラッグシップ機をお使いの方からの話では
ミラーレスの「Z9」よりも一眼レフの「D6」の方がピントが合いやすいのだそうです。(個人の感想です)
キヤノンの場合、一眼レフは「開発終了」イコール「完成されたシステム」なのです。このため、修理受付期間内である限り、「あんしんメンテ」を受けながら安心して使える。ハッキリ言って、需要はまだあります。
今回はキヤノンがテーマですが、ニコンにしても
「メーカー側の開発はミラーレスに移行しても、使う側にとってミラーレスへの移行は慎重になっている人がいる」
のであろうというのが実情です。
何せ、両社ともフルサイズミラーレスを発売してからまだ10年経過しておらず、まだ発展途上のシステムなのです。
ニコンについては、過去に日経新聞がデマ記事を掲載した件を投稿しています。参考までにご覧ください。(下記リンクより参照)
仕事で使っている人がまだ多くいる以上、信頼性の面では「一眼レフは決して時代遅れ」ではないと思っています。
しかし完全にそう言えるわけではなく、キヤノンの場合は従来のアクセサリーシューに対応したスピードライト(クリップオンフラッシュ)がないのが実情です。中古市場から探すのみとなっています
※現在のスピードライト新製品は、「EOS R6 Mark II」以降に搭載のマルチアクセサリーシュー対応ボディのみ
お読みいただき、ありがとうございました。
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