hiRoが語りまくる、「これが私の性別観」(R3.4.8時点)

今から私の性別に絡む話をするんやけど、その前に触れておきたいことがあるので前置き。
って書いて書き始めたら、前置きが異常に長くなったのでもうこれで一本にします。めっちゃ書くやん。

FtMトランスジェンダーであるhiRoの性別観とか悩みポイントとか書いてますが、トランスジェンダー全般こんなんかって言うと当然そんなことはなく、人それぞれであって、これは私の話。
私が書いたことは一般化されません。というのはご了承ください。

まず、性別に関する私の大前提の考え方として、
『男でも女でもそうでなくても、全てのひとは自分自身がほんとうに在りたい自分であれたらそれは全て最高に○』

というのがある。

しかし、そんな「自分の在りたい姿」に「男っぽさ」という要素が入ってた時、どうそれを自分なりに捉えて担保するのか、ということに関しては、まぁ割と悩んできた。

こういう話をしたら高確率で

「男でも女でもええやん、hiRoはhiRoだよ」

っていう感想や思いやりをいただいたりして、それはそれでもちろん嬉しいしその通り。ありがとう。
確かに私も、本質的な自分は、男や女の前にhiRoであると感じている。

一方で、「この世で社会生活をする上では」hiRo的には男でも女でもええわけではなく、ある程度男として扱われたかったり、男として自己を表現したい願いもあったりするのよ。

この「男要素強めのhiRoで日々を過ごしたい」という願いにフォーカスを当てた時、生まれ女性の女体男子はそれをどう叶え得るか、ということが、この話のポイントです。

これ、最もポピュラーな対応としては、性同一性障害の診断を受けて、ホルモン治療やSRS(性別適合手術)をして、「身体を変える」ルートだと思う。

私の性自認としては、女性ではない。でも、じゃあイコール男性だね!!とは思ってない。そもそも性別は二元じゃないし。

様々な性自認の中で、男性、がより自己イメージに近い、という感じ。

性表現や身体の性別について細かく言うなら、外見や名前や呼ばれ方や接され方などは、男性的なのがしっくりくる。
身体は、胸は嫌で声が高いとか骨が細い、あと筋肉がつきづらいのは不満。筋肉や骨ががっちりした体になったり、眉やヒゲは欲しいけど、あまりに毛深くなって清潔感が減るのはちょっとな、と思う。あと男性器はいらない。邪魔そうだし。

でもホルモンは、打ってみないとどんな変化になるかわからないという驚きのガチャ仕様なので、望む変化は起こらずに望まざる変化が起こる可能性も大いにある。
頭髪が薄くなるとか太るとか肌が荒れるとか脂っぽくなるとか不要なところが毛深くなるとか性欲が爆発的に増えるとか。

そもそも、ホルモン治療やSRSが身体に合うかもわからない。
私は体調を崩しやすく、特にホルモンの変化は敏感なので、ホルモン治療はこの辺り結構怪しい。
SRSに関しては、現在戸籍変更は想定していないので胸オペくらいだが、予後が厳しいこともあると聞く。しかも国内手術は数年待ちとかある。

金もかかるし健康リスクあるのに不確定要素多すぎるガチャって!!!なに!!!(絶叫)

そもそもたまたまちょっと身体とずれて生まれてきただけの人間で、ただスッキリ生きていきたいだけやのに身銭も身も切らなあかんのが腹立つ!あと合わせられる限り社会も合わせろ!!治療無料にするとか!!という思いがだいぶ強い。

という訳で、男性性の担保を実現するために、「身体を変える」カードは私の打ち手としてだいぶ微妙。

となると、他の要素で男性性を補充せねば、私のハッピー☆トランスライフが手に入らない。

さぁ、どうする!?

そんな悩みの変遷と着地点は、次回!

『世界一の王子様に、俺はなる!!』!!

皆っ、ぜってー読んでくれよなっ!!(CV.田中真弓)

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