人が天才になるのは、大切な人がいるから
*photo by. Park(I.T.)
ある学びの中で、天才になることや、勉強や仕事のパフォーマンスを爆上げするのは、利他の心だと教えてもらったことがある。
やさしい人になりなさい、そうすれば強くなれるよ、と。
その時は、なんとなくわかるようなわからないような…という感じだった。
しかしここにきて、急速にそれを実感し始めた。
最近、俺のクリエイティビティ、ひらめき、集中力、粘り強さ、勇気、体力(!)、ビジュアル(!?)など、パフォーマンスが広範囲に向上している気がする。
主に講演において。
原動力は全て、「講演先のあの子たちのために」その一点。
講演先から集めた質問用紙を読んでいると、一人一人の存在がとてもリアルに感じられる。
特に紙がばさっと送られてきて、一枚ずつ手書きされているものならなおさら。
俺はこの子達に会うのだと思うと、自ずと、なんとか報いたい、なんとか少しでも安心して欲しい、自分のこと好きになるきっかけをたくさん手渡したい、そんな思いが湧いて来る。
俺は人の存在をすぐ好きになってしまう才能があるので、まんまとみんなのことを好きになる。
アンケートを書いてくれた、一人一人の子ども若者たちを。
あの子たちの幸せのために。
そう思うと、頑張れる。
どんな順番で何を話すか、どのニュースを入れるか、スライドのデザインは、話すペースは…
そんなあれこれに閃きが炸裂し組み上がっていく。深夜2時3時まで準備をしても、翌日は8時前に起き出してPC前に座る。
腱鞘炎になりそうなほど腕が痛くても、キーボードを叩き続ける。ギリギリまで文字の大きさや構成を調整する。スライド1枚入れるかに20分くらい悩む。
あんなに体が弱くて体調を崩していたのに。
9月に倒れて復活してからこちら、とてもイキイキしている。
バッチリアップデートされました。
俺の生命力に乾杯。
そして11月には、「SNSないの?」の中学生のひとことで、あんなに忌避していたSNSアカウントを開設しました。
届けたい人たちがいるなら、そこに発信を合わせないとなーなんて自然に作ってた。
「叩かれたら怖い」とか散々自分の活動を隠してきたけど、子どもたちに腕を引かれて光の下に出てきつつあります。
人は自分のためには頑張れないけど、人のためには頑張れたりするんやね。
我々はとっても愛おしい生き物じゃないですか。