#4 コロナ禍で良かったこと
恐ろしいウイルスが流行り出して、1年以上が経過した。
直前の12月にドイツに行って以来、大好きな海外旅行には行けていない。いや、海外どころか日本でさえ旅行しにくい状況だ。飛行機に1年も乗っていないなんて、考えられない。
月一で行っていたライブにも行けていない。好きなバンドを目の前に、みんなでギューギュー押し合って、好きなだけ叫ぶ、、遠い昔のようだ。
友達にも会いづらくなった。気軽に誘えないし、ご飯も飲み会も行きづらいし。
色んなことが制限される生活で、それでも時間だけは過ぎていて。ついついマイナスなことを考えて、不満ばかりを募らせてしまう。
そんな1年間だった。
、、いや、本当にそれだけの1年間だった?
できないことも多かったけれど、だからこそできたことも、気付いたこともあったはず。
外に飲みには行けないけれど、リモ飲みは何度もやった。時間を気にせず遅くまで人狼をしたり、それぞれルームツアーなんかしてみたり、楽しかったなあ。好きなタイミングで退出できるのも良いところ(笑)
外食が減って食生活を見直して、健康に気を遣い始めたら10キロ以上痩せた。それだけ痩せると見た目はかなり変わって、服装やメイクなど、見た目にもこだわるようになった。
おうち時間が増えて、家族と過ごすことが多くなった。週末は母とお家で飲み会。庭でバーベキュー。事あるごとにパーティーと名付けて美味しいものを食べる。スーパーに一緒に行ったり、ガーデニングをやったり。こんなに母と過ごす時間が長いと、まるで小学生時代に戻ったみたいだ。
人混みを避けてキャンプに行ったら、これまた楽しくて!彼とハマってテントを購入。今ではおうちキャンプをするくらい(笑)
自分と向き合う時間もできた。資格の勉強を始めたり、断捨離したり。手帳にこだわるようになったし、本や映画をよく見るようになった。自分や暮らしや人生について考える時間が増えて、なんだか穏やかに、自分らしく過ごせるようになった気がする。
あれ?思っていたより、良いこともたくさんあったんだ。
ゴールの見えない不安な暮らしに、ストレスや不満を感じるのは当然だ。ネガティブになっても仕方ない。
でも、それでも確実に毎日は過ぎていて、気付いたら1つ歳をとっていた。もしかしたらこのまま20代が終わるのかもしれない。
だったらわたしは、コロナのせいで〜と愚痴を言うよりもコロナのおかげで〜とポジティブに変換していけたらなと思う。
これが、見えないウイルスとの闘い方かもしれない。全てを奪われて嘆くだけの日々なんてごめんだー!もちろん、病気にもなりたくないし、周りにも迷惑かけたくないし、感染対策はしっかり行った上で。闘うぞー!
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